Shade6での文字コードについて

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Shade6では、実行できるスクリプトの文字コードがUTF-8というものに変更されました。
付属スクリプトの文字コードもUTF-8になっています。いっぽうR5までのShadeでは、文字コードがシフトJISのスクリプトでなければ実行できません。

Shade6では、特別メニュー>環境設定>一般タグのテキストファイルエンコーディングで、「レガシーエンコーディング」を選んでやると、シフトJISのスクリプトでも実行できるようです。

しかし、スクリプトを実行するたびにこの設定を変えるのは、大変なので、使用するスクリプトのコードを、UTF-8シフトJISかどちらかに統一しておくのが現実的な対応だと思います。

どちらに統一しておくかは、使う人の自由ですが、Shade6だけでなく、R5以前のバージョンでも同じスクリプトを使う可能性がある場合は、シフトJISに統一しておいたほうが、無難でしょう。Shade6しか使わない場合はどちらでもいいと思いますが、 WEB上で公開されているスクリプトのほとんどが現段階ではシフトJISになっていると考えると、シフトJISに統一しておいたほうが、コード変更の手間が少なくて済むかもしれません。

文字コードを変換するには、(Windowsの場合、)メモ帳などのテキストエディタでスクリプトを開き、別名で保存します。このとき文字コード名が選択できると思うので、シフトJISを選びます。シフトJISがない場合は、ANSIでもOKです。

UTF-8にする場合は、同様に保存する際、UTF-8を選びます。

Windowsの方は、jme 漢字コード変換プログラムを使うと、複数のスクリプトの文字コードを一気に変換できて楽です(タルタルさんに感謝)。
このホームページのスクリプトについては、当分の間、Shade6でも使用できるスクリプトについては、 シフトJISUTF-8の両方を用意することにします。

Exe_Scripts.tclをShade6で使う際の注意

なぜUTF-8も用意するかというと、うちにExe_Scripts.tclというスクリプトを選択、実行するスクリプトがあるんですが、このスクリプトで実行したいスクリプトファイルを 読み込む際、Shade6だと、読み込まれるスクリプトの文字コードがシフトJISだと、テキストエンコーディングの設定に関わらず、文字化けしてしまうためです。
もし、Shade6でExe_Scripts.tclを使いたいという方は、UTF-8版をダウンロードして、テキストファイルエンコーディングをUTF-8(シグニチャ無し)で使用されることをお勧めします。
こちらから全スクリプトまとめてダウンロードできます。