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VBScript/Synch.vbsの使用法

Synch.vbsは離れたところにある2か所のフォルダ内を同期させるスクリプトです。
簡単に使用法を説明します。仮に会社PCのF:\My Documentsと自宅PCのJ:\My Documentsを同期させたいとします。 まず、会社PCからUSBメモリにバックアップします。

パソコンからUSBメモリへバックアップ

  1. 会社のPCに同期用USBメモリを差します。これを仮にU:\ドライブとします。
  2. U:\ドライブ内のどこかにSynch_***.vbsをコピーします。Synchフォルダを作ってU:\Synch\Synch_***.vbsに保存したとします。
  3. このSynch_***.vbsをダブルクリックして起動します。
  4. 以下のようなフォームが出ます。
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  5. 必要事項を入力します。
    バックアップの名前:バックアップの設定を識別するための名前なので、わかりやすい名前にしてください。たとえば「会社My Documents→U」とします。
    バックアップ方向:どっち方向にコピーするか選択します。この場合、会社PCからUSBメモリに保存するので、「パソコンからUSBメモリへ」を選択します。
    更新日時:ここで指定した日時より新しいファイルのみバックアップします。
    デフォルトは現在の日時になっていますが、たとえば、会社と自宅のPCのMy Documentsフォルダは昨日まではすでに同期がとれていて、
    今日以降の更新内容だけをバックアップしたい場合は、日付を1日前に変更します。
    バックアップ元フォルダ:バックアップしたいフォルダをフルパスで指定します。
    この場合はF:\My Documentsと入力します。
    バックアップ先フォルダ:バックアップを保存するフォルダをフルパスで指定します。
    バックアップ方向が「パソコンからUSBメモリへ」になっているので、ここはUSBメモリ内のフォルダを指定します。
    USBメモリ内にU:\同期用というフォルダを作ってそこにバックアップすることにします。存在しないフォルダを指定したらバックアップ時に作成します。
    ここまではすべて必須です。
    除外フォルダ:バックアップしないフォルダをフルパスで指定します。
    除外ファイル:バックアップしないファイルをフルパス、あるいはファイル名で指定します。ファイル名で指定した場合はどのフォルダ内にあるファイルも除外されます。
  6. 「OK」ボタンを押します。すると、指定したバックアップ設定が保存され、下図のように処理選択フォームが追加されます。
    これでバックアップが可能になりました。
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  7. 「この設定でバックアップする」が選択されているので、このまま「OK」ボタンを押すとバックアップが開始されます。
    以下のようなウインドウに現在の進行状況が表示されます。
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  8. バックアップが終了すると、設定ダイアログに戻ります。メディアにバックアップしたファイルが存在する場合、下の図のような表示になります。
    バックアップを実行すると、更新日時が現在の日時に更新されるので、次回バックアップするときは、この時間以降更新あるいは追加されたファイルが対象となります。
    04.jpg

USBメモリからパソコンへ同期

  1. 同期先のフォルダのある自宅のパソコンに、Synch_***.vbsとバックアップを保存したUSBメモリを差します。
  2. Synch_***.vbsをダブルクリックして起動します。
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  3. 「新規設定」を選択して「OK」を押します。
    以下のフォームが出るので、必要事項を入力します。
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    バックアップの名前:バックアップの設定を識別するための名前。
    たとえば「USB→自宅My Documents」とします。
    バックアップ方向:どっち方向にコピーするか選択します。この場合、USBメモリからパソコンのフォルダに保存するので、「USBメモリからパソコンへ」を選択します。
    更新日時:USBメモリからパソコンへの同期の場合、この更新日時はあまり意味がありません。デフォルトのままで構いません。
    バックアップ元フォルダ:バックアップしたいフォルダをフルパスで指定します。この場合はUSBメモリ内のバックアップが保存されているフォルダを指定します。
    パソコンからUSBメモリへのバックアップでは、バックアップ先に指定したフォルダ内にバックアップ元と同名のフォルダを作っていますが、
    この同名のフォルダU:\同期用\My Documentsを選んでください。
    会社のパソコンに差したときとはUSBメモリのドライブレターが違うものになっている可能性がありますが、その場合はUSBメモリのドライブレターに置き換えて指定してください。
    しかし、差すたびに違うドライブ名になると、同期設定のドライブ名を変更する必要があるので、あらかじめ「ディスクの管理」で適当なドライブ名を指定しておいた方がいいかもしれません。
    そうすると、USBメモリを差したときに指定したドライブレターになる可能性が高いです。
    バックアップ先フォルダ:同期させるフォルダをフルパスで指定します。
    たとえば、J:\My Documentsと指定すると、バックアップ元として指定したU:\同期用\My Documents内のフォルダ、ファイルがJ:\My Documents内にコピーされることになります。
    除外フォルダ除外ファイルは、USBメモリからパソコンへの同期の場合、機能していないので、入力不要です。
  4. 必要項目を入力し終えたら、「OK」を押すと、「処理」が追加されます。
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  5. 「この設定でバックアップする」が選択されていることを確認して「OK」を押すと、同期処理が始まります。
  6. 同期が終えると、設定ウインドウに戻ります。
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以上がバックアップと同期処理の基本です。

一目でバックアップの種類が把握しやすいように、設定ウインドウと一覧は色分け表示されます。

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色分け
  • PCからUSBメモリへのバックアップ(データベースあり) 薄い青
  • PCからUSBメモリへのバックアップ(データベース、バックアップファイルあり) 濃い青
  • USBメモリからPCへのバックアップ(データベースあり) 薄いピンク
  • USBメモリからPCへのバックアップ(データベース、バックアップファイルあり) 濃いピンク

設定ファイル一覧では会社のバックアップ、自宅のバックアップ同時に表示されますが、
間違えて違うハードディスクのバックアップをとったり、違うハードディスクを同期してしまったりしないように、ハードディスク固有のシリアルナンバーを設定ファイル内に記録しています。

USBメモリを差したパソコン上に、バックアップや同期先として指定したドライブが存在しなかったり、シリアルナンバーが違う場合は文字がグレー表示されます。
その設定を選択しても、バックアップ処理が選択できません。ただし、設定の修正は可能です。
修正を行うと現在のハードディスクのシリアルナンバーが新たに登録されてバックアップ可能になります。ハードディスクを交換した場合などに、この方法で同期を継続することができます。

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設定の並び順


バックアップ一覧の並び順は登録した順番になります。並び替えをしたい場合は、Synch_Folder内のconfig_order.txtを編集してください。
設定ファイルconfig.datの名前が表示順に並んでいますが、

U→会社 My Musicconfig.dat
------------------------------------
U→自宅 My Documentsconfig.dat

のように、区切り文字を入れることもできます。

その他

プレビューモード


設定の処理メニューで「この設定でバックアップする」を選択すると、すぐにバックアップ、同期を実行しますが、「この設定でプレビューする」を選択すると、プレビュー後バックアップするかキャンセルするか選択できます。
バックアップの方向で少し処理は違いますが、プレビューモードで実行すると、まず、削除されたあるいは削除するファイルのリストが表示され、「削除を行う」か「キャンセルする」かを選ぶダイアログが出ます。「キャンセル」を選択するとその時点でスクリプトは終了し、バックアップはキャンセルされます。データベースファイルも更新されません。
「削除する」を選択すると、該当ファイルのデータベースに削除マークが加えられます。
続いてコピーするファイルのリストが表示されて、コピーするかキャンセルするかの選択ダイアログが出ます。
キャンセルを選択すると、その時点でスクリプトは終了し、ファイルのコピーは行われません。
「コピーする」を選択すると、ファイルがコピーされます。

USBメモリがあふれたら


一度にUSBメモリに入りきれないほどの変更があった場合、以下のように処理します。
USBメモリにファイルをコピー中、メモリの残り容量が5%を切ったらバックアップが中断されます。その際、どこまでバックアップを行ったかという記録をUSBメモリに残します。中断した場合、バックアップ設定ファイルの更新日時は更新されません。
ほかのPCへの同期は通常通り行ってください。バックアップできたファイルだけが同期先にコピーされます。同期が終わってUSBメモリの容量が増えたら、再度バックアップしてください。中断したフォルダからバックアップを再開します。再開の場合、中断した時点でのデータベースに基づいて行いますので、中断以降のバックアップ元の変更は反映されないのでご注意ください。中断したバックアップがすべて完了した時点で更新日時が更新され、バックアップ元の変更が反映されるようになります。
双方向バックアップを行っている場合、中断状態で反対方向のバックアップは行わないでください。

設定の削除


設定を選択して処理の「この設定を削除する」を選んでOKボタンを押すと、設定が削除されます。
バックアップ一覧に戻ると、一覧から消えていますが、Synch_Folder内には該当のconfig.datファイルが残っています。この設定ファイルは10日後に自動的に削除されます。

実行ログ


バックアップのログがSynch_Folder内のlogフォルダに保存されます。



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>>2014/07/28 18:01:52更新>>