[1] [2]
Daphile ネットワークオーディオ 2022年12月27日 02:12   編集

久しぶりにDaphileのファームウェアがアップデートされた(version 22.12)。2年ぶりくらいのアップデートで、今回は珍しく機能追加がある。
ひとつはDaphileの設定のバックアップと復元ができるようになったこと。以前はライブラリのバックアップぐらいしかできなかったと思うが、SettingsメニューのBackupセクションに「Backup Settings」「Restore Settings」というボタンが追加された。
続きを読む
counter:2,091
Diretta ネットワークオーディオ 2022年07月10日 13:12   編集

Direttaはソフトウェア単体では販売していないと思っていたが、以下のサイトで販売しているらしい。
https://www.diretta.link/shop/

以前はEUとか一部の国だけ対象とか書いてあったような気がするが、今は何も書かれていない。日本からでも購入できそうだ。「Diretta Target USB Bridge for USB boot」というのが目的のソフトウェアのみの販売で価格は300€。円安なので、日本円で4万円以上になるが、当然ハードウェア込みの製品よりは安い。
これを買おうかなと思っていたら、オリオスペックから廉価版のDirettaターゲットPCも出ている。2万円ぐらいのPCとセットで5万1,700円なので、PCも必要な場合はこちらの方が買い得かもしれない。結局この廉価版を購入することにした。
続きを読む
counter:6,080
Daphile Diretta ネットワークオーディオ 2021年12月09日 02:29   編集

Direttaは結構気になるが、製品版を購入したとしても現在使用しているDaphileも残しておきたい。インターフェイスが気に入っていることと、Daphileでないと再生できない音源もあるからだ。
DirettaではホストPCとなるWindows上で稼働するプレイヤーソフトで曲の再生操作を行うことになる。ASIO対応のプレイヤーならたぶん使えるということだが、Daphileと同じように使えるソフトが意外と見つからない。

Diretta ASIOドライバはWindows用しか公開されていないようなので、LinuxベースのDaphileをDirettaホストにするのは難しそうだ。しかし要は再生操作はこれまでと同じようにDaphileでやって、DirettaターゲットにつないだDACから出力できればいいわけで、それならUPnPを使ってなんとかできそうだ。
DaphileにはUPnPのプラグインをインストール済みなので、DirettaホストPC上のプレイヤーをUPnPプレイヤーとして指定すれば、Daphileのプレイヤーとして選択できるはずだ。
続きを読む
counter:5,095
Diretta ネットワークオーディオ 2021年12月02日 21:08   編集

Direttaのお試し版が公開されたらしい。
https://www.diretta.link/download/limited2021.html
Direttaとは高音質を目指した新しいオーディオ用のデータ通信の仕組みということになるのだろうか。とにかく音がよくなるらしいので、ありがたく試させてもらう。来年の1月16日まで使用可能ということだ。

インストールの手順は、ダウンロード先で公開されている動画の説明どおりやったらいいようだ。
公開されているファイルのdiretta_usb_bridge_x64_limited-1_97_14-202100.zipをダウンロードして解凍すると、
diretta_usb_bridge_x64_limited-1_97_14-202111.img
DirettaASIOdriver_1_100_0.msi
という2個のファイルができた。Direttaはホスト用とターゲット用に2台のPCが必要だが、imgファイルはDirettaターゲットのブータブルメディアを作成するのに使い、msiファイルの方はDirettaホストにするWindows PCに入れるASIOドライバのインストーラーということだ。

ホスト用は普段使っているPC、ターゲット用はDaphileのレンダリングに使用しているインテルPCを使って以下のような構成にしてみた。DaphileレンダリングPCもUSBブートにしていたので、Direttaターゲット用のUSBメモリに差し替えて起動するだけだ。ホストに使うPCはfoobar2000がインストール済みなので、とりあえずこれで再生してみる。再生ソフトはASIOドライバ対応の必要があるということだが、foobar2000にはすでにASIOのコンポーネントもインストール済みなので、設定画面→Playback→Outputを見てみるとDiretta ASIO Driverが追加されている。それを選んで再生するとすんなり音が出た。かなりいい音だ。
続きを読む
counter:7,112
Daphile ネットワークオーディオ 2021年04月22日 03:10   編集

リビングのステレオが壊れた。
これまでずっと使ってきたONKYOのCDレシーバーCRシリーズは販売終了したらしい。探せばほかにもいいステレオがあるかもしれないが、今買い換える余裕はない。お金をかけずに家にあるものだけでなんとかリビングで音楽が聴けるようにできないか考えてみた。頼りになるのはDaphileだ。家族も使うリビングでDaphileはどうなのかという気もするが、考えてみればDaphileにするメリットはけっこうある。
続きを読む
counter:5,971
Daphile ネットワークオーディオ 2021年03月12日 02:32   編集

DaphileをUSBメモリから起動する方法としては
(1)インストール用USBメモリをそのまま起動デバイスとして使う方法と、
(2)インストーラーから別のUSBメモリにシステムファームウェアをインストールする 方法がある。

簡単なのは(1)だが、機能が限られていてDaphileのアップデータが出ても更新できないため推奨されない方法ということになっている。インストール用メモリにシステムファームウェアをインストールすることもできるらしいのだが、ウチの環境ではできなかった。
USBメモリなんて今や安いものだし、2個用意して(2)の起動専用メモリを作るほうが簡単だ。

ということでUSBメモリ2個を使って、起動専用USBメモリからDaphileを起動する方法をまとめておく。
続きを読む
counter:13,125
Daphile ネットワークオーディオ 2021年03月11日 21:36   編集

Daphileはサーバー用とレンダリング用の2台のPCにインストールし、レンダリング担当のPCはUSBメモリ起動にしてオーディオ再生に必要ないSATAコントローラーは無効にしていたが、サーバーPCもSATAを切ってみた。DaphileをUSBメモリ起動にするのは問題ないが、内蔵HDDに保存していた音楽ライブラリをどうするか考えないといけない。

以前のようにNASをライブラリにすればいいのだが、オーディオネットワークをホームネットワークから切り離した関係でDaphileからはNASが見えなくなっている(ネットワークの設定で見えるようにできるのかもしれないが)。せっかく分離したオーディオネットワークをホームネットワークに戻すわけにもいかないし、NASをオーディオネットワークに移動してしまうと他の用途に使えなくなる。
このNASはLANコネクタが2個あるので、1個をオーディオネットワーク側につなぐという方法もあったということにあとで気づいた。現状ではどちらもホームネットワーク側につないでリンクアグリゲーション設定にしている。
そこでライブラリ用に新たにUSB接続のストレージを追加することにした。HDDでもいいのだが、せっかくなのでUSB接続のSSDを購入した。
続きを読む
counter:6,390
ネットワークオーディオ 2021年03月01日 16:12   編集

インターネットのプロバイダをソフトバンクからJ:COMに変更した関係でホームネットワークの構成が変わった。インターネットの接続先が光回線からテレビ端子に変わったので、どの部屋にでもルーターを置けるようになった。
ビフォーアフター
ビフォー.pngアフター.png
そこでインターネットの利用が多いPCルーム(兼オーディオルーム)にルーターを置くことにした。これまでPCルームではWiFiから無線子機経由で有線ネットワークを組んでいたが、直接有線接続させたほうが安定するし、リビングの電話機の周辺がモデムやらルーターやらでゴチャゴチャしていたのもすっきりする。メッシュWi-Fiをつけたので、Wi-Fiルーターがなくなったリビングで受信状態が悪くなることもなかった。

オーディオネットワークの方は特に変わりはないが、WiFiルーターはJ:COMレンタルのものを使うことにしたので、余ったルーターをオーディオネットワーク分割用に流用した。無線機能はオフにして使う。古いルーターはポートが100BASE-TXだったのが、1000BASE-Tになったが、音質にはあまり関係なさそうだ。

counter:6,598
Daphile lightMPD ネットワークオーディオ 2020年08月16日 03:26   編集

lightMPDをUPNPレンダラーとして導入したが、lightMPDの掲示板に「lightMPDはデバイスとしてイーサネットとUSBしか使わないので、SATAやeMMCおよび無線は無効にしておくことを推奨」と書かれていた。
lightMPD起動に使っているThinkCentre M72e tinyのBIOS画面を開いてみると、eMMCや無線LANの設定に関する項目は見つからなかった。M72e tinyのボードでは関係なさそうだ。
SATAを無効にするには、SATAコントローラーをDisabledにすればよさそうだ。これを無効にするとSSDにインストールしたDaphileが使えなくなるが思い切って切ってみた。

やはり切ったほうが音はよくなった。クリア感が増したというか音量を絞った場合も細部がはっきりしたままという感じだ。それとPCのファンの音も少し静かになったような気がする。
続きを読む
counter:9,314
Daphile lightMPD ネットワークオーディオ 2020年08月12日 23:00   編集

DaphileをメディアサーバーにlightMPDをレンダラーとして聴くのが音がいいという情報をあちこちで聞く。しかし、lightMPDというのがよくわからない。「デジファイのおと」というサイトで公開されていて日本製のソフトらしいが、サイトを見てもなんか難しそうだ。断片的な情報としては
  • Linuxがベースとなっている
  • NAS上の音楽を再生し、HDDやUSBメモリなどのローカルデバイス上の音楽ファイルを再生することはできない。
  • 元々ラズベリーパイなどLinux系マザーボードで動くソフトらしいが、Intel CPUで使えるバージョンも出ているらしい。
  • ハードディスクにインストールせず、起動可能なSDカードから起動して使用する。SDカードの代わりにUSBメモリで起動することもできるらしいがメモリを選ぶ。
  • 起動デバイスは起動可能にするためのイメージファイルを書き込んだ後、デバイスによって異なる設定ファイルをダウンロードして上書きしたり、テキストエディタで編集したりする。
    起動デバイスはFAT32形式でフォーマットされるので、Windows上でも編集できる。
  • ネットワーク内で起動したら、ネットワーク上の別のデバイスからDLNAのコントロールポイントで操作する。

lightMPDはハードディスクにインストールせず、SDカードやUSBメモリから起動するということなので、うまくいかなくても使用するPCに影響はないはずだ。気軽に試せそうなのでDaphileのレンダラー用として使っているPC(ThinkCentre M72e tiny)で実験してみることにする。
このPCのCPUはCore i3だが、これで動きそうなものは lightMPDの掲示板のここ で公開されているバージョンのような気がする。LIVA Z, LattePanda用のlightMPDと紹介されているが、LIVA ZもLattePandaもIntel製CPUを使うボードなので、同じIntelのCore i3もいけるのではないかという見当だ。ここからlightMPDのブートイメージuefiboot256m.img.zip パッケージlightMPDx86_64-v1.2.0b1.zipをダウンロードさせてもらう。
続きを読む
counter:6,678