S select_by_name
set
shrink_image
source
sqrt
string


select_by_name [select_by_name]

Shade のコマンドです。

形状やパートをその名前で選択します。

「開いた線形状」や「自由曲面」など、デフォルトの名前は選択対象になりません。
しかし、たとえば、パートの名前を「自由曲面」に変更した場合は

select_by_name "自由曲面"

で選択することができます。

また、同じ名前のものが複数ある場合は、ブラウザ内で上にあるものを選ぶようです。

2003.6.17(火) 13:23:32[編集]



set [set]

変数に値を代入します。

Shadeの場合、プロパティに値をsetすることによって
形状の状態が変わるケースがいろいろあります。

set image_window 1
イメージウインドウが表示される。

set eye {0.0 0.0 0.0}
視点の座標値を 0.0 0.0 0.0 に変更する。

set modify_mode 0
モディファイモードを終了する。
2003.6.9(月) 20:30:37[編集]



shrink_image [shrink_image]

Shade のコマンドです。

イメージウインドウの表示スケールを縮小します。

shrink_image 4

引数は整数で、使えるのは1 2 4 8 16 だけです。
2だと2分の1、4だと4分の1に縮小します。
拡大する場合は magnify_image を使います。
2003.6.17(火) 13:09:36[編集]



source [source]

指定したファイルの内容を読み込み、スクリプトとして実行します。

source test.tcl

とすると、カレントディレクトリにある test.tcl というファイルを読み込み、スクリプトとして実行します。
同じことを eval コマンドでやると、

set tcl_ID [open test.tcl r]
set cnt [read $tcl_ID]
close $tcl_ID
eval $cnt

となると思います。

2003.6.10(火) 12:58:30[編集]



sqrt [sqrt]

平方根を計算します。

expr sqrt(2)



1.41421356237

となります。
2003.6.11(水) 16:25:12[編集]



string [string]

文字列を操作するコマンドです。オプションがいろいろあります。

string first "def" "abcdefgabcdefg"
"abcdefgabcdefg"の中に"def"という文字列とマッチする部分があるかどうか頭から調べ、
最初にマッチした部分のインデックスを返します。なければ -1 を返します。
この場合は、

3

と表示されます。abcdefgabcdefg の先頭部分を 0 と数えると、def の d 部分は、3番目ということになります。
漢字などの2バイト文字の場合は、単純に何番目の文字とはならないようです。
 
string last "def" "abcdefgabcdefg"
"abcdefgabcdefg"の中に"def"という文字列とマッチする部分があるかどうか頭から調べ、最後にマッチした部分のインデックスを返します。
なければ -1 を返します。この場合は、

10

と表示されます。abcdefgabcdefg の先頭部分を 0 と数えると、最後に現れるdef の d 部分は、10番目ということになります。
 
string length "abcdefgabcdefg"
文字列の長さを返します。この場合は、

14

となります。
 
string range "abcdefgabcdefg" 2 4
文字列中の指定した範囲の文字を取り出します。この場合は、

cde

を返します。
2003.6.10(火) 12:57:13[編集]


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