CGI 2016年08月16日 15:04   編集

お知らせ

ユーザーがトレンドマイクロのセキュリティソフトを使用している場合、アクセス制限ページのログイン情報が外部に漏れる恐れがあります。対策を施したver.1.12に更新をお願いします。

需要がどれくらいあるかわかりませんが、ファイルの更新時間を変更するCGIを公開しました。
私の場合は、掲示板などのログファイルの更新時間を変更するのに使っています。
なぜ、ログファイルの更新時間を変更する必要があるかというと、スパム投稿対策のためです。ウチの検索サイトでは、掲示板などのログファイルの更新時間をチェックして、何日以内の更新だったら new! 表示したりしています。当然ながらスパム投稿の場合でもログファイルが更新されると new! 表示されます。
スパムを削除してもログファイルの更新時間は元には戻りません。(スパムを削除した時間にさらに更新されるだけです。)
そうすると、スパムを削除してログの中身は元の状態に戻っているのに new! 表示だけが残ってしまうことになります。
これはやはり具合が悪いので、こういう場合は更新時間変更CGIでログファイルの更新時間を、スパムが投稿される元の時間に戻すようにしています。

また、最近はWEB上ではなく、パソコン内のファイルの更新時間を変更したいというケースもあるので、ローカル環境でも使いやすいよう改修したものを公開することにしました。テキストボックスに入力したディレクトリに移動できるようになっています。日本語のフォルダやファイルにもアクセスできるようです。(すべて大丈夫かわかりませんが)

web上での使用も考えて、簡単なアクセス制限機能もつけています。このCGIはファイルの更新時間を変更することしかできませんが、使い方によっては見えてはいけないファイルも見えてしまうという危険があるからです。WEB上に設置する場合、極力わかりにくいパスワードを設定してください。
ver.1.12 2013/03/14
ログイン後の認証を一時ファイルによる認証に変更。
ver.1.1 2011/06/17
秒単位まで編集できるようにしました。
パスワードは「guest」です。サンプルなので、ディレクトリの移動に制限をかけています。

設置

ダウンロードしたファイルを解凍したら、time_stamp.cgi1行目の
#!/usr/local/bin/perl
をサーバーに合わせて変更してください。

パスワード制御するなら(24行目がmy $use_pass = 1;なら)
25行目の
my $pass = '';
にパスワードを入れてください。
修正は以上です。あとはサーバーにアップロードしてtime_stamp.cgiのパーミッションを適当に設定してください。

使い方

  • 更新時間を変更したいファイル名をクリックすると、変更フォームが現れます。「指定した時間に変更する」を選んで、日時を変更し、「タイムスタンプ修正実行」ボタンを押すと更新時間が変更されます。
    「現在に変更する」を選んだ場合は、現在の時間に更新されます。

  • ディレクトリ名をクリックするとそのディレクトリに移動します。ディレクトリ名クリックはそのディレクトリへの移動に割り当てているので、ディレクトリの更新時間変更はとりあえずできません。

  • ファイル名、ファイルのサイズ、最終更新時間でソートできます。たとえば、名前をクリックするとファイル名を昇順でソートします。もう一度名前をクリックすると降順でソートします。
    サイズ、最終更新時間のソートも同じように2度続けてソートすると表示順を逆にします。
  • フォルダとファイルは分けて表示しますが、フォルダを先に表示したり、ファイルを先に表示したりすることができます。
存在しない日付や時間への変更はできませんが、存在してもUNIX元年(1970年1月1日)より前や、2038年1月19日以降の日付には変更できません。
・・・と思っていたら、いつの間にか1970年以前や2038年以降への変更もできるようです。PHPと同様にサーバーのPerlも64bit化されているのかもしれません。
counter:5,796
CGI 2023年02月26日 14:54   編集

お知らせ

ver.1.974までのスクリプトにセキュリティの上の問題があることがわかったので、必ず対策を施したver.1.975以降にバージョンアップしてください。
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counter:6,611
CGI 2016年08月26日 12:24   編集

お知らせ

プライベートディレクトリの利用者がトレンドマイクロのセキュリティソフトを使用している場合、プライベートディレクトリへのログイン情報が外部に漏れる恐れがあります。対策を施したver.1.0に更新をお願いします。

受験戦争の過熱を抑えるためか、最近ではテストの偏差値を出さない学校が増えたようです。
しかし、試験の点数だけでは、成績が上がったのか下がったのか、イマイチわかりにくくて困る場合もあります。
こういうときはやはり偏差値がわかると便利です。
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counter:6,112
CGI 2018年03月01日 10:31   編集
時間単位での細かい予定を書き込み、グラフ表示する予定表です。バグなどありましたら、CGIサポート掲示板までお願いします。
スパム投稿対策を追加しました。(2018/01/25)
誰でも入力・閲覧できるが、編集・削除は入力者のみというモードを追加しました。(2017/03/29)
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counter:6,916
CGI 2016年08月22日 12:21   編集
このサイトで公開しているプログラムはフリーソフトです。個人・法人に限らず利用者は自由に使用することができますが、著作権は放棄していません。
  • 利用者はプログラムの著作権表示を削除する事は出来ません。必ず「見える」位置に表示してください。

    また削除しなくても、極端に小さくしたり、配色の具合等により表示を見えにくくしてしまう行為も実質的な削除行為となります。
  • プログラムを改造して利用することは自由です。
    プログラムを改造し再配布することについては、今のところ想定していません。
  • すべてのプログラムが、すべての環境で動作する事は保証していません。
  • 当サイトのプログラムを利用した事によるいかなる損害も作者は一切の責任を負いません。
  • 作者に著しく不利益があると判断した場合には一方的にプログラムの使用を中止していただくことがあります。
  • 設置に関する質問はすべてCGIサポート掲示板でお受けします。直接メールによるサポートは行なっておりません。
  • この「利用規定」は予告なく改編・加筆を行うことがあります。
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CGI 2022年06月27日 16:41   編集
CPANで公開されているモジュールを使いたいときのメモ
  1. CPANのサイトの検索フォームで探したいモジュールを検索する
  2. Scalar::Utilモジュールを探しているなら、「Scalar::Util」と入力して探す。
    検索結果からそれらしい「Scalar::Util」をクリックする。
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CGI 2016年08月22日 10:57   編集

ベーシック認証

ユーザー専用ディレクトリに直接アクセスされるのを防ぐため、オプションで.htaccessによるベーシック認証機能を追加できるようにしました。.htaccessに対応しているサーバーでのみ使用可能です。
ブラウザから直接専用ディレクトリにアクセスしてファイルをダウンロードする必要はなくなったので、すべてのユーザーからのアクセスを拒否するように変更してもよかったのですが、登録ユーザー名とパスワードでアクセスできるという仕様はそのままです。しかし、まず使う必要はないし、普段は特に意識する必要はありません。

.htaccessが使えないサーバーでは、せめてディレクトリの中身の一覧が見られないように、ディレクトリ作成時に中にindex.htmlを作成する $make_index を1にしておいた方がいいでしょう。
ユーザー登録で作成される専用ディレクトリ名がランダムな文字列で生成されるのも、外部から直接専用ディレクトリにアクセスされにくくするためです。

.htaccessと.htpasswd

ベーシック認証に必要な.htaccessと.htpasswd はユーザー登録、修正時にCGIが自動的に作成するので、通常は特に意識する必要はありませんが、簡単に仕組みを説明しておきます。
.htaccess をおいたディレクトリと、その下層ディレクトリにベーシック認証が有効になります。
.htaccess 内には、このディレクトリにはベーシック認証が必要ですということと、認証に照合するパスワードを書いたファイルへのパスが書かれています。

たとえば、ユーザー1の設定ディレクトリ(ユーザー1がアクセスできる最上層のディレクトリ。以下ルートディレクトリと呼ぶ)が./upload/dir1だとすると、このディレクトリ内に.htaccessに置きます。
.htaccess内には、ユーザー1のパスワードの保存先を記入することになります。
パスワードの保存先は専用のディレクトリ内にします。外から存在がわからないように名前をランダムな文字列にします。このディレクトリ内はアップロード用ディレクトリ内と同じディレクトリ構成にして、該当ディレクトリ内に.htpasswdを作成します。
.htpasswdにはユーザーIDとパスワードを書き込みます。
multiupload/ multiupload.cgi
|
+--- upload / (ユーザー2のルートディレクトリ)
| |
| +--- .htaccess (パスワードファイルへのパス
| | jhf5S30j78vc/upload/.htpasswd)
| |
| +--- dir1 / (ユーザー1のルートディレクトリ)
| |
| +--- .htaccess (パスワードファイルへのパス
| jhf5S30j78vc/upload/dir1/.htpasswd)
+--- jhf5S30j78vc /
|
+--- upload /
|
+--- .htpasswd (ユーザー2のパスワード保存)
|
+--- dir1 /
|
+--- .htpasswd (ユーザー1のパスワード保存)
このユーザー1のルートディレクトリより、上層のディレクトリをルートディレクトリに設定されたユーザー(たとえば./uploadをルートディレクトリにするユーザー2)にとっては、ユーザー1のルートディレクトリ(./upload/dir1)はサブディレクトリに相当します。

下層ディレクトリには、認証無しでアクセスできるようにしたいのですが、下層の.htaccessの設定が優先されるらしいので、./uploadに.htaccess を置いて、jhf5S30j78vc/uploadに.htpasswdを置くだけではアクセスできません。

このため、ユーザー設定時にルートディレクトリの下層に他のユーザーのルートディレクトリがある場合は、その下層ディレクトリに相当する.htpasswd にもパスワードを保存することにしました。
逆に設定したユーザーのルートディレクトリの上層のディレクトリをルートディレクトリとするユーザーがいたら、そのパスワードも.htpasswd に保存する必要があります。
multiupload/ multiupload.cgi
|
+--- upload / (ユーザー2のルートディレクトリ)
| |
| +--- .htaccess (パスワードファイルへのパス
| | jhf5S30j78vc/upload/.htpasswd)
| |
| +--- dir1 / (ユーザー1のルートディレクトリ)
| |
| +--- .htaccess (パスワードファイルへのパス
| jhf5S30j78vc/upload/dir1/.htpasswd)
+--- jhf5S30j78vc /
|
+--- upload /
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+--- .htpasswd (ユーザー2のパスワード保存)
|
+--- dir1 /
|
+--- .htpasswd (ユーザー1とユーザー2のパスワード保存)
.htpasswd に保存するパスワードですが、ローカルサーバで実験したときはcryptしたパスワードでは照合できず、生のパスワードでないとダメでした。
このため、わざわざ別に生のパスワードを保存する処理を追加していたのですが、その後Web上でテストしてみると、cryptしたパスワードで大丈夫なことがわかりました。
結局生のパスワードは保存しないですむことになりました。
.htpasswdも直接見られる心配はないのかもしれませんが、パスワード保存ディレクトリは、管理者パスワード生成時に自動的にランダムな文字列のディレクトリ名を作成するようにしています。
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CGI Perl 2017年02月08日 13:13   編集
perlのバージョンが新しくなったらCGIが動かなくなったという書き込みがサポート掲示板にあった。
Perl5.24ということだが、ローカルでCGIのテストに使っているXamppは最新版でもPerlのバージョンはは5.16なので、5.24での動作が確認できない。

Perlを5.24にアップデート

単体ではWindows用ActivePerlの5.24が公開されている。
Xamppの環境でこのActivePerlが使えるのかわからないが、取りあえずインストールしてみる。
XamppでPerlがインストールされているC:\xampp\perlに直接インストールしたいところだが、ダウンロードしたActivePerlのインストーラーはインストール先を変更できないようだ(それとも見落としたか?)
また、64bit版のインストーラーを使ったので、C:\Perl64というフォルダにインストールされてしまう。
取りあえずこれをXamppでインストールされたC:\xampp\perlフォルダにコピーすることにする。C:\xampp\perlは別名に変更してバックアップしておき、C:\Perl64の中身をすべてC:\xampp\perlにコピーしてみた。
これだけでうまくいくはずないよなと思ってCGIを実行してみると、あっさりと動いてしまって拍子抜けした。
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CGI 暗号 2016年08月22日 12:22   編集
パスワードを保存する必要のあるCGIでは、生のパスワードのまま保存するより、ハッシュ化したほうが安心ということでこれまですべてcrypt関数でハッシュ化した上で保存していました。
このcrypt関数は手軽に使えて便利なのですが、有効なパスワードの文字数が8文字までという制限があります。

たとえば、「password123」というパスワードをcryptでハッシュ化して保存すると、9文字以降は無視されるため、「password」でも、「password012」でも正しいパスワードと認識されてしまいます。

Digest::MD5モジュールを使う

これは、やはりマズイので、何とかできないか調べてみました。
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