PHP 2021年04月26日 11:52   編集
長過ぎる文字列を切り詰めて短くしたいことがよくあるので、指定した文字数以上の文字は指定数に切り詰めて省略記号をつけるという処理のために以下のような関数を使っていましたが、思うように動かないことが多々ありました。
function jtruncate($str,$n) {
if ($n < 2) { return ; }
if (strlen($str) <= $n) { return $str ; }
$substr = mb_substr($str,0,intval($n/2),"UTF-8") . '...';
return $substr;
}
たとえばこの関数を使って
print jtruncate('PHPのコード',14);
を実行すると
PHPのコード...
と切り詰めていないはずなのに切り詰めた記号...が表示されてしまいます。
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PHP Perl 2021年08月18日 19:52   編集
PerlからPHPへ書き換えからの続きです。

qq()を""へ置換して内部の"をエスケープするのがエディタの正規表現置換ではうまくいかないということで、PHPを使ってその書き換えをすることにしましたが、どうせならついでにほかの置換部分、ダブった変数の書き換えもやれるようにしたのが、perl2php.phpです。
ver.1.0	2014/11/28	機能制限モード追加
ver.1.1 2021/08/18 PHP8でうまく動かないのを修正
久しぶりに更新しました。PHPの仕様変更への対策だけですが。Xampp8.0.3参照
webに置いて使用するようなものではないので、ローカルでのみ実行可能ですが、機能制限版をアップしました。
xamppなどを入れてローカルでPHPを動かせる環境を持ち、自分でperlやPHPを書いている人対象ということになります。使用する場合はあくまでも自己責任でお願いします。
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PHP Perl 2016年12月21日 14:36   編集
perlで書いていたCGIを、PHPしか動かないサーバーで使う必要に迫られ、PHPに書き換えた。その際の注意すべき点をまとめた。

変数

perlの場合は、変数のタイプによって頭につける文字が違う。スカラー変数は$、配列は@、ハッシュは%というように。一方PHPの場合は、すべて$をつけることになるので、一見しただけでは変数に何が保存されているのかわかりにくいという問題がある。
また、perlでは、変数のタイプが違うと、同じ名前をつけることができる。たとえば、$data@data%dataを同時に別の変数として扱える。PHPではこれはできないので、perlからPHPへの移行の際には、まずこれに注意が必要だ。
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PHP Shade 2021年06月19日 02:29   編集
Shadeプラグイン・スクリプト検索もレスポンシブ対応にしようかなと思って、久しぶりにCGIファイルを見てみたら、いろいろ他にも気になる部分が目について、結局ゼロからPHPで書き直すことにした。ちょこちょこ修正しているとはいえ、元はなんせ20年も前に書いたものだからなー。

スムーズに移行できるようログは旧CGIで作成したものをそのまま流用するつもりだったが、データを1個のファイルにすべて保存する形式にしていたのがどうも気になる。ダウンロードカウントもこのファイルに書き込む方式だったので、アクセスがあるたびにデータファイルを書き換える処理をしていたことになる。最初のころしょっちゅうログファイルが壊れていたのはこれが原因だったのかもしれない。
さすがにこれはないだろうと、まず新しいPHPプログラムでアクセスすると旧データファイルを扱いやすいデータ形式に書き換えることにする。登録内容1件ごとにファイルを作成することにして、ダウンロードは別ファイルでカウントすることにする。新方式のデータファイルを作成したら旧データファイルにはアクセスしないことにした。
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PHP 暗号 2016年08月22日 12:20   編集
パスワードをハッシュ化する場合、perlでは、crypt関数を使うと有効な文字列が8文字までという制限が有るため、MD5モジュールを使ってハッシュ化していたが、PHPの場合は逆にcryptを使った方が強度は高いようだ。
ハッシュ化の目的は、サーバー上に保存したパスワードが万一漏洩しても、元のパスワードが知られないようにするためで、この場合復号する必要は無い。ハッシュ化されたパスワードと元のパスワードを照合して、ハッシュ化されたものが元のパスワードから生成されたものであることがわかりさえすればいい。
PHPでmd5()関数を使うと、ハッシュ値と呼ばれる32桁の16進数に変換される。
$str = 'abcd';
$md5 = md5($str);
echo $md5;
実行結果
e2fc714c4727ee9395f324cd2e7f331f
たとえば上記のように「abcd」という文字列をmd5でハッシュ化すると、「e2fc714c4727ee9395f324cd2e7f331f」という文字列が得られる。
「abcd」とハッシュ化された文字列は1対1の対応で、「abcd」を何度md5でハッシュ化しても「e2fc714c4727ee9395f324cd2e7f331f」になる。
このハッシュ値から元の文字列を得る方法はない。つまり「e2fc714c4727ee9395f324cd2e7f331f」から元の「abcd」を得ることはできないということが、秘匿性を守る根拠になっている。
ところが、ハッシュ値のデータベースから元の値を得るモジュールなるものが存在するらしい。
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PHP 迷惑投稿対策 2020年03月25日 19:58   編集
Kent-Webのサポート掲示板で教えてもらったjQueryのslidelockというスパム対策機能を、この用語集作成PHPのbbsプラグインで使えるようにしてみました。→PHP/用語集作成
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PHP 迷惑投稿対策 2021年06月30日 19:54   編集
スパム投稿対策研究のために設置した掲示板を長いこと放置していたら、スパム投稿でひどいことになっていた。対策は継続してやらないとダメのようだ。
旧掲示板のURLから今回新たに公開したbbs.phpにリダイレクトするようにした。PHP/掲示板PHP
  • ./yybbs/yybbs.cgi → ./yybbs/bbs/bbs.php
  • ./clip/clip.cgi → ./clip/bbs/bbs.php
できればスパム投稿を続けてもらって、bbs.phpがどれだけスパム防止効果があるか調べてみようということだ。とはいってもフォームから投稿してくるスパムはほとんど無いと思うので、これまでのスパムがすべて新掲示板に流れるわけではないと思うが。
・・・と思っていたが掲示板2の方はさっそく前の掲示板と同じ傾向のスパム投稿が来ている。JavaScriptのスライドロックも効果が無いので、ひょっとしたら人が投稿している?

bbs.phpのスライドロックは、ロボットはJavaScriptは無視するらしいということに期待して、JavaScriptで表示するロックを外さないと投稿できないという仕組みだ。ボタンを横にスライドするだけなので、読みにくい文字を入力したり、写真を選ぶ必要はない。この記事のテーマであるユーザーの負担が少ないスパム投稿対策というわけだ。
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Perl 2020年10月15日 14:13   編集
いまさらだが、XamppのPerlをバージョン5.28にアップデートすると、いくつかエラーが発生するようになった。エラーログを見ると
Can't locate init.cgi in @INC (@INC contains: ./lib C:/usr/local/site/lib C:/usr/local/lib)
というようなエラーがあちこちで発生している。init.cgiが@INCの中に見つからないというエラーで、カレントディレクトリにあるモジュールの読込で発生している。確かに@INC contains ではカレントディレクトリは含まれていないようだ。
セキュリティの関係でバージョン5.26から@INCにカレントディレクトリが含まれないようになったらしい。
とりあえず動くようにするには
require 'init.cgi';
というような行でエラーが発生しているなら
require './init.cgi';
に変更して明示的にカレントディレクトリであることを表記して読み込むか、スクリプトの最初の方で@INCにカレントディレクトリを追加しておけばいいようだ。
@INCにカレントディレクトリを追加する方法としては
push(@INC,'.');
あるいは
use lib '.';
などがある。pushだと@INCの最後に、use lib だと先頭に'.'が追加される。
推奨されているのは
use FindBin;
use lib $FindBin::Bin;
これはFindBinモジュールを読み込んで、それによって利用できるようになるパッケージ変数$FindBin::Bin(実行スクリプトのあるディレクトリパス)を@INCに追加することになる。
これだと@INCの先頭に'C:/xampp/htdocs/local/test' のようなパスが追加されることになる。
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Perl Xampp 2020年11月10日 12:06   編集
Xamppに同梱されているPerlはバージョンが古いので、ActivePerlの最新版に入れ替えていたが、ActivePerlよりさらに新しいバージョンが公開されているStrawberryPerlに入れ替えてみた。(現在ActivePerlの最新版は5.28だが、StrawberryPerlでは5.32が出ている。)

http://strawberryperl.com/から最新版のstrawberry-perl-5.32.0.1-64bit.msiをダウンロードする。インストール先を指定できるので、今まで使っていたC:\xampp\perlにインストールしてみたが、なんかうまくいかない(c:\usr\local\bin\perlがperl.exeのパスになるためには、C:\xampp\perlではなくC:\xamppにインストールすべきだったような感じ)。
結局C:\xampp\perlは元に戻して、デフォルトのインストール先C:\Strawberryにインストールすることにした。
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Shade 2012年12月16日 20:13   編集
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