2021年09月09日 13:09   編集
改行コードってあまり気にしていなかったが、あまり無頓着だとトラブルになるようだ。
Linuxサーバー上での動作をチェックするために久しぶりにCGIファイルをWebサーバーにアップロードしてみたのだが、
500エラーで動作しないという問題が発生した。パーミッションをいじっても動くようにならず、なんでだと思っていたら
CGIファイルの改行コードがCRLFになっていたのが原因だった。

以前はCRLFでもエラーは出ていなかったはずと思ったが、どうも以前はFTPソフトでテキストモードでアップロードしていたので、自動的に改行コードがサーバーにあったものに変換されていたようだ。最近はテキストモードではなくバイナリモードでアップロードしているので、CRLFのファイルはCRLFのままアップされる。

整理しておくと改行コードはLF、CR、CRLFとあって、OSによって使う改行コードが違う。
LinuxなどUNIX系はLF、MacはCR、WindowsはCRLFを使う。プログラムでは、LFは"\n" CRは"\r" CRLFは"\r\n"と記述する。

でWeb上のサーバーはLinux系が多いので、そこで使用するCGIファイルはLFを使わなければならないということなのだろうが、不思議なことにPHPはCRLFのままでも問題なく動いている。
それとWindowsにインストールしたXamppでは、WindowsなのでCRLFで動くのは当然として、LFでも問題なく動く。

Webサーバー上のCGIファイルの改行コードは、OSで使用する改行コードを使うことが望ましいが、使わないと絶対ダメというほどではないということか。いずれにしても、WebプログラムのファイルはLFで統一しておくのが無難かもしれない。
ちなみにWindows標準のテキストエディタ「メモ帳」は、以前はLF改行コードでは改行されなかったが、最近のはちゃんと改行されるようだ。
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