 Re: 氷の表現 ( No.1 ) |
- 日時： 2005/12/11 23:41
- 名前： うり
- 透明な物体の場合、周囲の景色の透過や映り込みがあると、それらしく見えたりなんかしますよね。
理科年表によると氷の屈折率は約1.31という事ですが、リアリティを追求する場合でないなら、
レンダリングしたときにそれらしく見えれば、正確な数値なんてさほど気にしなくても良さそうです。
あと、考え方を変えれば見るのは人間ですから、周囲がいかにも氷がありそうな雰囲気にすれば、
多少手を抜いても氷に見えるのでは？
そうやってごまかそうとするのは、私の悪い癖ですが（苦笑
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| Re: 氷の表現 ( No.2 ) |
- 日時： 2005/12/12 02:20
- 名前： 管理人
- >あと、考え方を変えれば見るのは人間ですから、周囲がいかにも氷がありそうな雰囲気にすれば、
>多少手を抜いても氷に見えるのでは？
>そうやってごまかそうとするのは、私の悪い癖ですが（苦笑
いやー、これが一番重要なことだと思いますが。
ガラスっぽく見えないようにするには、ガラスと氷の違うところを強調するというのはどうでしょう？
どのような氷を表現した以下によって変わってくると思いますが、
中にぽつぽつと気泡が残っているとか、白く不透明な部分があるとか、
表面がでこぼこしているとか、一部溶けかかって水になっている部分があるとか、
あるいはものすごく寒いところにあるので、空気中の水分が表面に凍り付いて
霜のようになっているとか・・・
あと、湯気のようなものが出るのは、急に暖かい空気に触れた時でしたっけ。
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| Re: 氷の表現 ( No.3 ) |
- 日時： 2005/12/12 17:35
- 名前： 宮田
- > 私はshade初心者で7を使用しているのですが、「氷」を表現するのに苦労しています。
一口に「氷」と言っても氷山もあればオンザロックの氷、スケートリンクの氷、雪面などと
色々ありますよね。これらは見た目もイメージもそれぞれ違っていると思います。
そのうえ見る条件によっても同じ見え方はしませんよね。
どういったものをどういったイメージで表現したいのかというビジョンと実際にやってみた
イメージの差異はどこにあるかを考えるのが近道だと思います。
> 理科年表によると氷の屈折率は約1.31という事ですが、リアリティを追求する場合でないなら、
> レンダリングしたときにそれらしく見えれば、正確な数値なんてさほど気にしなくても良さそうです。
これは結構大事なことだと思いますよ。
参考書に載っている数値をそのまま使えば「リアル」になると思っている人がいるようですが、
これらはほとんどが限局した条件での値であって、一般の状態でこの値になることの方がまれ
（不自然）です。
例えば、手元にある化合物辞典では「水の屈折率 nD20=1.3330」となっているんですが、
これは温度20度のとき、589.3nm（橙色）の光の屈折率は1.3330になるということで、
条件が変われば当然この値は変わってきます。
自然の状態でこの温度、この光しかないことは考えられませんから、
「1.3330であればリアルである」とは到底言えないですね。
虹ができるのは波長によって屈折率が違うからで、光の屈折率が一定だと思っている人には
虹やプリズム、色収差の説明ができません (^^;;
３Dではこれら全ての条件を加味することはできませんから、見た目同じになるという方式は
どうしても必要になってきます。とんでもない値を使うのはどうかと思いますが、ある幅の
振れがあるほうが、かえって自然であると考えた方が良いと思います。
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氷の表現