パソコン 2017年02月15日 19:12   編集

現在arecaの ARC-4036 Expander2台で外付けRAIDを構成している。
ほこりがけっこうたまっていたので、古い方のARC-4036の電源を落としてHDDを取り外し、掃除機で清掃した。
しかしHDDを元に戻し、電源を入れるとARC-4036から「ピーピーピー」とアラーム音が!
この時点では、まだパソコンの電源は落としたままだ。
ひょっとしてパソコン起動したら収まるかもしれないと思って立ち上げてみたが、やむ気配はない。
このケースで構成しているRAIDは、正常に認識されている。
RAIDはAdaptecのARC-4036で構成しているので、AdaptecのRAIDユーティリティをインストールしている。これでアラームを止める設定か何かあったはずだと思って起動しようとするが、何故かログインできない。これは今回の件とは別にしょっちゅうRAIDユーティリティにアクセスできない事態が頻発している。おそらく、アンチウイルスのカスペルスキーが余計なことをしているのだと思う。

ARC-4036でアラーム音を出す場合もあるが、今回の場合、ARC-4036から鳴っているようだ。パソコンの電源を落とした状態、つまりARC-4036の電源も入っていない状態でも音がしている。
ARC-4036のどこかにアラームを止めるスイッチか何かないかと思って探してみたが、それらしきものはない。ARC-4036のマニュアルを見ても、アラーム音についての説明は見当たらない。

騒音の中での作業

アラーム音はけっこううるさい。原因が特定できるまでうるさい方のRAIDエンクロージャは電源を落としたままパソコンを使いたいところだが、このRAIDで構成しているドライブにTVTestなどのプログラムをインストールしており、ユーザードライブの一部もここに移動したりしている。
つまり、電源落としたままだと、パソコンがまともに動かなくなってしまうということだ。
取りあえず問題のドライブから必要なフォルダを他のドライブにコピーしてそちらのフォルダを使用するよう設定を変更することにする。
コピーするためには当然アラーム音の出ているRAIDを起動していなければならないわけで、「ピーピーピーピー」鳴る中での作業だった。ずっと聞いていると頭が痛くなるので、ヘッドフォンをはめて作業した。
問題のケースは4TB HDD8個を入れて約24TBのストレージを構成しており、これが一時使えなくなってしまったわけだが、とりあえずなんとかパソコンが起動して、自動実行するアプリがまともに動く状態にまで設定変更した。

原因特定

ARC-4036を買ったオリオスペックに問い合わせのメールを送ったところ、おそらく電源ファンの不具合が原因だろうという返事が来た。調べてみると、確かに背面2個のファンの内1個が止まっていた。
そういえばこのファンは購入当初から時々キュルキュルと鳴ってうるさいので交換したいという問い合わせをしたら、代理店に送って修理する必要があるという返事が来たことがあった。ファンは元々消耗品だが、最初から調子が悪かったのかもしれない。
通常だとケースをバラしてファンを交換すればいいのだろうが、ARC-4036の場合、特殊なねじが使ってあり、代理店修理になるとのことらしい。
代理店修理となると、時間も金もかかる。どうせ保証期間も過ぎているので、勝手にファンを交換してしまってもいいのかも知れないが、ねじを外す方法がわからないので、修理を依頼するしかなさそうだ。
counter:3,481