パソコン 2017年09月26日 18:40   編集

ノイズ対策については、現在あまりいい環境とはいえない。PC本体もさることながら、外付けRAIDボックスのファンノイズがけっこうなレベルだ。AdaptecのRAID7805でARC4036ML×2台でRAID、さらに外付けHDDケースのファンもけっこうな音を出している。QNAPのNASを導入してみて今更ながら気づいたが、NASだと別の部屋に置いて騒音を避けるということが可能になる。

RAID7805で構成しているRAIDはNASではないので、そのまま別の部屋に移動することはできない。
マルチレーンケーブルを伸ばせばできないことはないのだろうが、マルチレーンケーブルは伸ばすには太いし、伸ばせる距離も決まっていたと思う。値段も高い。
そこでひらめいたのが、別のPCにRAID7805とRAIDケースを移設し、別のPCごと他の部屋に移動してしまうという方法だ。PCをNAS代わりに使うということだ。
メインPCからは本来のスピードではアクセスできなくなるが、QNAPのNASの場合、100MB/秒程度のスピードは出ているので、動画再生にも支障はなさそうだ。

RAIDケース故障

そうこうしているうちに、他のトラブルが次々と発生。
外付けのRAIDケースが立て続けに故障した。eSATA接続のハードディスクケースを3台使用していたが、5台収納の1台はかなり前から不調で、使用していなかった。
さらにちょっと前から4台接続のケースも調子が悪いため(接続するとPC全体が異常に遅くなる。ケースではなくHDDの不具合が原因の可能性もあるので、要検証)、電源を落としていたのだが、
ここに来て最後に残った5台収納タイプのケース(購入時期としてはこれが一番古いのだが)の電源が入らなくなってしまった。
この直前にはAdaptecのRAIDエラー対策のため、かなり手間がかかっている。RAID5を構成するHDDのうち1個が故障したので新しいディスクに交換したのだが、リビルドされないというトラブルが発生し、色々試したが効果が無いため、結局既存のRAIDエリアを削除して新たに作り直すという選択肢しかなかった。
25TBに及ぶ動画データをいったん外部HDDに移動。25TBのRAIDエリア削除、新規RAID作成を作成する必要があるのだが、この膨大なデータを一時的に保存するストレージがない。
前述のNASもこの必要もあって導入したものだ。
NASの10TBだけでは足りず、何個かHDDを追加購入した上で既存のRAID内のファイルの移動に約1週間かかった。
古いRAIDエリアを削除して新しいRAIDを作成する。
前回は4TBのHDD8個で構成する25TBを1個のRAID5を作ったが、Windowsでは10数TBを超えるとなんか保存形式を変更しなくてはならない何かがあって(なんだっけ?NTFSの容量の上限は256TBらしいので、それ以外のなにか)、そのためにパーティションで2個に分割していた。
今回は最初から半分に分割することにする。RAIDレベルもHDDが2個同時に壊れても復旧可能なRAID6にすることにする。使用できる容量がRAID5の25TBから22TBぐらいに減るが、安全性を優先することにする。
ゼロからRAIDを作ると、リビルドに使用できなかったHDD、ポートもRAIDメンバーに組み込むことができた。ドライブの種類がHDDではなく、SSDになっているのが気にはなる。このあたりがリビルドに使えなかったことと関係しているのか?
新規RAIDを作成すると、自動的にベリファイがスタートしたが、これがかなり遅い。RAID6にしたからなのか、他に原因があるのか今のところわからない。2個のRAIDのベリファイが終了するのに1週間ほどかかった。ベリファイ中に「エラーセクターがある」というような警告メッセージが出たのと関係しているのかもしれない。8個のHDDのうち、2個にエラーセクタが多いようだ。ディスクを交換した方がいいのかも知れない。
ベリファイ中でもフォーマットすればストレージとして使用することはできるので同時にフォーマットを行った。エラーセクターが多いので、クイックフォーマットではなく、フルフォーマットをかけるが、これがまた時間がかかる。ベリファイ進行中同時にフォーマットをかけたということもあるのかもしれないが、ベリファイが先に終わったRAIDの方がフォーマットに余計に時間がかかった。
約1週間かけて新規RAIDのベリファイ、フルフォーマットを行い、外部HDDに移動していたデータをまた数日かけて移動していたのだが、もう少しで完了というところで今回の外付けHDDケースのトラブルだ。
HDDケースもけっこう年数がたっているので、新しいケースを購入する必要があるかもしれない。PCケース内にもHDD収容スペースが余っているが、マザーボードのSATAコネクタの数が足りなさそうだ。
PCIスロットの空きを確認してSATA増設カードが追加可能か検討する。
新規購入する外付けHDDケースについてはUSB3かeSATA接続か選ぶ必要がある。USB3の場合、USB3ドライバの種類、バージョンによってポートマルチプライヤが使えなかったケースがあったので、
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