パソコン 2009年04月20日 17:24   編集
スタートメニューはしばらくデフォルトの設定で使ってみたが、やはり使いにくいのでクラシックスタートメニューに変更。

うるさいユーザーアカウント制御


いくつかソフトをインストールしてみたが、ソフトを起動するたびに出るユーザーアカウント制御がうるさい。「実行するにはあなたの許可が必要です」みたいなダイアログが出て、許可しないと実行されない。指定したソフトについてはユーザーアカウント制御ダイアログが出ないように設定できるのかなと思ったら、どうもできないようだ。これはかなりうざい。すべてのソフトについて出ないようにすることはできるようだが、そこまでやるとセキュリティ上問題がありそうだ。新たにソフトをインストールする際にこうした制御コントロールが出るのならわかるけど、すでにインストールして毎日使っているソフトでも起動するたびにこれが出る必要があるのか。ダイアログが出ると、ダイアログ以外の画面が暗くなり、警告音が出るのもうるさい。このような仕様だとユーザーアカウント制御を一切無効にして使うユーザーも多いのではという気がする。

XPで使っていたソフトで使えなくなったのは、今のところ、監視カメラ管理ソフトの「LiveCapture!」と「LiveCapture2」

使用頻度の高い、Webブラウザの「Sleipnir」、メールソフトの「Thunderbird」、アンチウイルスソフトのAVG、FTPクライアントの「FFFTP」、テキストエディタの「サクラエディタ」、画像ファイル閲覧+変換の「IrfanView」、スケジュール管理ソフトの「Agenda」などは問題なく使用できた。ただ、XPではThuderbirdで受信したメールの自動チェックも行っていたAVGが動かなくなった。

ログが見えない


ローカル環境でのCGIテストのため、ApacheforWin、ActivePerl、PHPもインストール。無事に使えるようになったが、Apacheのアクセスログ、エラーログが記録されないという問題が発生。アクセスログはともかく、エラーログはCGIのテストには欠かせないものなので、いろいろ調べたがよくわからない。Apacheの設定はhttpd.confファイルを書き換えるぐらいしかないが、httpd.confではちゃんとログが保存される設定になっているようだ。

似たようなケースで、バックアップソフトが保存したバックアップのログがないという問題もあった。しかし、バックアップソフトからだと存在しないはずの場所にバックアップファイルが見える。エクスプローラの設定の問題かと思ってフォルダオプションで隠しファイルと隠しフォルダを表示し、保護されたオペレーションシステムファイルも表示する設定にしてが、それでも表示されない。

Apacheのログもバックアップソフトのログもソフトがインストールされたフォルダ内のサブフォルダに保存されるようになっている。どちらもProgram filesフォルダ内にインストールされているので、ログもProgram filesフォルダ配下に存されることになる。ひょっとしてProgram filesフォルダは保存されたログが見えないような特殊なフォルダになっているのかもしれないと思って、バックアップソフトのログ保存先をほかのフォルダに変更してみると、エクスプローラでも見えるようになった。
試しにProgram filesフォルダ内にファイルを作ってみようとすると、新規作成メニューではフォルダ作成しかない。すでにあるファイルをProgram Filesフォルダ内に移動やコピーはできるようだ。(例のユーザーアカウント制御ダイアログが出るが)

ひとつわかったのは、ユーザーがどうやっても(なんか方法があるのかもしれないが)見ることができないファイルが存在するということ。そしてアプリケーションがProgram Filesフォルダ内に作るファイルはそのようなファイルになるようだ。
何のためにこのような仕様になっているのだろう。アプリケーションが書き出したログファイルは見えないと意味がないと思うのだが。それともVista用に書かれたアプリケーションでは、ユーザーに見せていいファイルと見せないファイルを分け、見せていいファイルだけを見える状態で保存するということになっているのだろうか。

Vistaには仮想フォルダなるものがあるそうだが、その関係だろうか。

結局ApacheはProgram Files内ではなく、Rootディレクトリに直接Apacheフォルダを作り、その中にインストールすることによってログファイルを表示することができた。

フォルダ構成がわかりにくい


右クリック-送るで使用するアプリケーションを追加しようとしたが、SendToフォルダがどこにあるのかわからない。ツールメニュー-フォルダオプションの表示タブで「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外すと、ユーザー名フォルダ内にSendToフォルダへのリンクが表示されるが、クリックしてもアクセスは拒否される。どこへリンクしているのかもわからない。さんざん探し回ってみると、
ユーザー名フォルダAppDataRoamingMicrosoftWindowsフォルダ内にSendToフォルダを見つけた。このフォルダ内にアプリケーションのショートカットを入れると、送るメニューに表示されるようになった。なんでこんな訳のわからない場所にあるのかわからない。こんなところにあるというのは、直接sendToフォルダを開いてショートカットをコピーするというような使い方は想定していないのだろうが、じゃあどうやって設定するのだろう?
スタートメニューのヘルプとサポートで"送る"をキーワードに探してみたが、該当するような項目は見つからなかった。(これまでもWindowsのヘルプが役に立ったという試しはないが・・・)
ついでにいうと、エクスプローラやインターネットエクスプローラでメニューバーが表示されなくなった。これはAltキーを押すと、そのときだけ表示されるらしい。メニューバー使うユーザーって少ないんだろうか。メニューバーで使用する機能の多くがツールバーや右クリックメニューで使用できるので、デフォルトでは表示しないようにしたということだが、フォルダオプション出すのはメニューバーにしかない。メニューバーだけ出してツールバーを非表示にしたいところだが、それはカスタマイズできないようだ。Altキーを押さないとメニューバーが表示されないなんてことは、説明されないと絶対わからないと思う・・・

検索


インデックス方式の高速な検索機能というのがVistaの売りのひとつだったと思うが、やはり相変わらず使いにくい。人によって検索の使い方は様々だと思うが、私の場合、スクリプトファイルで使用しているコマンド名などをキーワードに検索したい場合が多いが、こういった使用法には向いていないようだ。
XPの時は登録された拡張子のファイルだけを検索対象とする設定になっていたが、インデックスサービスの設定で「未登録の拡張子のファイルにインデックスを付ける」ことによって登録されていない.cgiファイルや.tclファイルを検索対象にすることができた(ユーザーインターフェイスは最悪だが)。Vistaでもデフォルトは登録された拡張子のファイルのみを検索するようだが、未登録の拡張子のファイルにインデックスを付けるようなオプションは見あたらない。詳細オプションで新しい拡張子を追加することはできるようなので、.cgi .tclなどを追加してインデックスを作っておく必要がある。こうした設定は検索オプションではなく、コントロールパネルのインデックスのオプションで設定しなければならない。かなりわかりにくい。検索オプションで、「インデックスのないファイルその他も含む」をチェックしても、インデックスが作成されるまでは追加した拡張子のファイルは探してくれないようだ。今頃という気もするが、複数のキーワードでの検索はできるようになったようだ。条件のandやorは指定できないのだろうか。
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