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パソコン 2018年06月29日 10:05   編集
Power Supply Unit
電源ユニットのこと
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パソコン 2017年09月26日 18:40   編集

ノイズ対策については、現在あまりいい環境とはいえない。PC本体もさることながら、外付けRAIDボックスのファンノイズがけっこうなレベルだ。AdaptecのRAID7805でARC4036ML×2台でRAID、さらに外付けHDDケースのファンもけっこうな音を出している。QNAPのNASを導入してみて今更ながら気づいたが、NASだと別の部屋に置いて騒音を避けるということが可能になる。

RAID7805で構成しているRAIDはNASではないので、そのまま別の部屋に移動することはできない。
マルチレーンケーブルを伸ばせばできないことはないのだろうが、マルチレーンケーブルは伸ばすには太いし、伸ばせる距離も決まっていたと思う。値段も高い。
そこでひらめいたのが、別のPCにRAID7805とRAIDケースを移設し、別のPCごと他の部屋に移動してしまうという方法だ。PCをNAS代わりに使うということだ。
メインPCからは本来のスピードではアクセスできなくなるが、QNAPのNASの場合、100MB/秒程度のスピードは出ているので、動画再生にも支障はなさそうだ。
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パソコン 2017年02月15日 19:12   編集

現在arecaの ARC-4036 Expander2台で外付けRAIDを構成している。
ほこりがけっこうたまっていたので、古い方のARC-4036の電源を落としてHDDを取り外し、掃除機で清掃した。
しかしHDDを元に戻し、電源を入れるとARC-4036から「ピーピーピー」とアラーム音が!
この時点では、まだパソコンの電源は落としたままだ。
ひょっとしてパソコン起動したら収まるかもしれないと思って立ち上げてみたが、やむ気配はない。
このケースで構成しているRAIDは、正常に認識されている。
RAIDはAdaptecのARC-4036で構成しているので、AdaptecのRAIDユーティリティをインストールしている。これでアラームを止める設定か何かあったはずだと思って起動しようとするが、何故かログインできない。これは今回の件とは別にしょっちゅうRAIDユーティリティにアクセスできない事態が頻発している。おそらく、アンチウイルスのカスペルスキーが余計なことをしているのだと思う。

ARC-4036でアラーム音を出す場合もあるが、今回の場合、ARC-4036から鳴っているようだ。パソコンの電源を落とした状態、つまりARC-4036の電源も入っていない状態でも音がしている。
ARC-4036のどこかにアラームを止めるスイッチか何かないかと思って探してみたが、それらしきものはない。ARC-4036のマニュアルを見ても、アラーム音についての説明は見当たらない。

騒音の中での作業

アラーム音はけっこううるさい。原因が特定できるまでうるさい方のRAIDエンクロージャは電源を落としたままパソコンを使いたいところだが、このRAIDで構成しているドライブにTVTestなどのプログラムをインストールしており、ユーザードライブの一部もここに移動したりしている。
つまり、電源落としたままだと、パソコンがまともに動かなくなってしまうということだ。
取りあえず問題のドライブから必要なフォルダを他のドライブにコピーしてそちらのフォルダを使用するよう設定を変更することにする。
コピーするためには当然アラーム音の出ているRAIDを起動していなければならないわけで、「ピーピーピーピー」鳴る中での作業だった。ずっと聞いていると頭が痛くなるので、ヘッドフォンをはめて作業した。
問題のケースは4TB HDD8個を入れて約24TBのストレージを構成しており、これが一時使えなくなってしまったわけだが、とりあえずなんとかパソコンが起動して、自動実行するアプリがまともに動く状態にまで設定変更した。

原因特定

ARC-4036を買ったオリオスペックに問い合わせのメールを送ったところ、おそらく電源ファンの不具合が原因だろうという返事が来た。調べてみると、確かに背面2個のファンの内1個が止まっていた。
そういえばこのファンは購入当初から時々キュルキュルと鳴ってうるさいので交換したいという問い合わせをしたら、代理店に送って修理する必要があるという返事が来たことがあった。ファンは元々消耗品だが、最初から調子が悪かったのかもしれない。
通常だとケースをバラしてファンを交換すればいいのだろうが、ARC-4036の場合、特殊なねじが使ってあり、代理店修理になるとのことらしい。
代理店修理となると、時間も金もかかる。どうせ保証期間も過ぎているので、勝手にファンを交換してしまってもいいのかも知れないが、ねじを外す方法がわからないので、修理を依頼するしかなさそうだ。
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パソコン 2013年11月12日 18:57   編集
PCで映画を撮りだめするようになって、HDDを大量に使用するようになった。
HighPointのRAIDカードでRAID5を構成しているのだが、最近不安定になってきた。
現在使用しているのはRocketRAID2314というポートマルチプライヤ対応のカードだが、外部用のeSATAコネクタ4個のうち、2個がいまいち調子が悪い。1個は完全に死んでて1個はRAIDケースとの相性があるようだ。
RAIDはハードディスクの故障に対してはフォールトトレランスということだが、カードがいかれたら全データがパーになる。
現状だとカードが今ひとつ信頼できないので、更新を検討した。
しかし、探してみると要望にぴったり合うのがなかなかない。
まず、ポートマルチプライヤ対応というのが少ない。
以前、HighPointのポートマルチプライヤ対応のカードを試したことがあったが、いまいち不安定で、すぐに2314に戻したことがあった。ポートマルチプライヤもバージョン違いがあって、その互換性もあまりないようだ。
現在ポートマルチプライヤ対応ケースが4個あるが、このうち3個は古いバージョンで、1個が新しいバージョンっぽい。
ということは、新しいポートマルチプライヤ対応のRAIDカードを買っても、3個のケースが使えない可能性が高い。

ポートマルチプライヤも潮時かな・・・

マルチレーンカード


会社で使っているマルチレーンのRocketRAID2522は割と調子が良い。
マルチレーンに変えるか。
マルチレーンのRAIDカードは結構あるが、やはりだいぶ高くなる。それと内蔵ディスク用がほとんどで、外部RAIDケースで使えるものは数が少ない。
手頃な価格のものというと、やはりHighPoint製品になってしまう。
RocketRAID2744というのが、外部マルチレーンのコネクタが4個あって最大16個のハードディスクが接続できる。
現在のRR2314では14個のディスクをつないでいるので、やはりこれくらいは必要だ。
16ポート使えて48,800円と値段も手頃だ。同じHighPointのRocketRAID4522は外部8ポートしかないのに、79,800円もする。
複数のデバイスをデイジーチェーンのように接続できるSASエキスパンダに対応しているので、それを利用すれば16ポート分以上接続可能なのだろうが、そのためにはSASエキスパンダ対応の高価なケースを使ったり、エキスパンダキットを導入したりとさらに出費が必要なようだ。
後述するようにマルチレーンケースも安価に済ませたいので、SASエキスパンダはなしということにする。

マルチレーンケース


マルチレーン方式のRAIDカードを使うということは、HDDケースもそれに対応したものが必要だ。現在のポートマルチプライヤケースのアダプタをマルチレーンに交換するという方法もあるかもしれないが、大変そうだ。
しかし、出来合いのマルチレーンケースは結構高い。安いのでも、4個入りで29,800円もする。

HighPointはNG!


HighPointのRAIDカードはEFIマザーボードで不具合が出るという話を聞いたので、オリオスペックにどういう問題があるのか聞いてみたら、「認識しなかったり、接続が切れる場合がある」ということで、かなり大きな問題があるようだ。やはり避けた方が無難のようだ。
しかし、HighPoint以外で外付けminiSASコネクタ4個あるRAIDカードは少なく、あってもかなり高価になる。しかし、調べているうちにわかったことがある。
  1. 内部用RAIDカードでも、SAS変換ケーブルと外付け用ブラケットを組み合わせることで内部用RAIDカードも外付け用に使えるということ。
  2. SASエキスパンダを使えば、SASコネクタが少なくとも多数のHDDを接続することが可能であること。
で、結局SASエキスパンダ対応のRAIDカードとエンクロージャを導入することにした。

AdaptecとAreca


カードはAdaptecのASR-7805 SGL これは内部用8ポート、コネクタ形式は内部用のSFF-8643で、これが2個ある。内部用のSFF-8643を外部用のSFF-8087に変換するケーブルを経由してSFF-8087コネクタ×2個のブラケットにつなぎ、外部対応にする。
エンクロージャはSASエキスパンダ対応のareca ARC-4036 Expander
普通のマルチレーン対応ケースに比べて2倍近くするが、コネクタの少ない安価なRAIDカードでも多数のHDD接続が可能になることと、SASエキスパンダを使った方が通常のマルチレーンより信号的に安定しているらしいということで、ちょっと無理をした。
当初、ポートマルチプライヤで使用している14個以上のHDDを接続できるよう8個収容できるエンクロージャを2個買う予定だったが、予算オーバーしたので1個しか買えなかった。
2個目が買えるまでは、ポートマルチプライヤ用のケースを併用して容量を確保するしかない。

データの移動


ポートマルチプライヤRAIDや内蔵、外付けHDD合わせて25TBのストレージに約22TBのデータを保存していた。このデータを保持したままマルチレーン方式RAIDに移行するには、結構根気のいる作業だった。
HighPointとAdaptecのRAIDカード共存は一時的にも難しいだろうと思ったので、とりあえずHighPointのRAIDのデーはすべて他のディスクに移動してRAIDを解除することにした。
14個のディスクをすべて使ってRAIDを構成していたら厳しかったと思うが、幸い2TBディスクのみのRAIDと1TBディスクのみの別のRAIDを作っていたので、以下の手順でデータを避難できた。
  1. 1TBで構成していたRAIDに保存されたデータを予備のディスクに移動した上でRAIDを解除して各ディスクをとりあえずのデータ保存のため、通常の単体ディスクとしてフォーマット
  2. 2TBで構成されたRAIDのデータを移動する。単体のディスクに移動
  3. RAIDに保存されたデータをすべて他のディスクに移動したらすべてのRAIDを削除
CrystalDiskInfoで要注意印のついた予備のディスクも総動員してなんとか新しいRAIDに使用する2TBの空のディスクを確保できた。

AdaptecのRAIDカードは日本語のマニュアルがあるが、areca ARC-4036 Expanderは英語のマニュアルしかない。それほど込み入った問題はないだろうが、事前にマニュアルを訳しておいた。
  1. 背面の4個のSASポートは上からSASホストポート0、1、SASエキスパンダポート0、1で、基本接続はSASホストポート0に接続する。ケーブルを2本使ってSASホストポート1にもつなぐとパフォーマンス接続になるらしい。
    マニュアルではよくわからなかったが、2個目のエンクロージャは、1個目のSASエキスパンダポートから2個目のSASホストポートにつなげば良さそうだ。
  2. フロントには各ディスクごとにアクセスLEDとエラーLEDがあり、点滅パターンによってディスクのアクセス、ディスクの有り無し、ノーマル状態かエラー状態かリビルド状態を表す。
  3. 背面のホストポート、エキスパンダポートにも各ポートごとにそれぞれリンクLED、アクセスLEDがあり、点滅パターンによって接続されたリンクの数、アクセス状態を表す。
  4. ディスクをトレイに固定する場合はトレイを裏返しに伏せた状態でねじを固定する。しっかり固定しておかないとノイズが発生する場合があるので注意。
注意すべきはそんなところだろう。RS232Cモニターポートについて説明された部分はは使う予定がないので訳していない。

用意した2TBディスク(すべてシーゲートのST2000DM)を1個ずつARC-4036 Expanderのトレイに固定して本体に装着。ARC-4036 Expanderは、やはり高いだけあって工作精度が高そうな感じ。センチュリーやスターダムのケースに比べてトレイと本体の隙間が狭い感じ。しかし、見た目はプラスチックっぽい部分が安っぽい印象。

続いてAdaptecのASR-7805 SGLをインストールする。
現在使用しているマザーボードP8Z77-VはPCI Express x16スロットが3個ある。
1個目はもちろんビデオカードで2個目にHighPointのカードを挿していた。これを抜いてAdaptecのカードを挿すわけだが、1個余っているので、とりあえずHighPointカードは3個目のスロットに挿してみた。
Adaptecのカードには内部-外部変換ケーブルを挿して外部ポート出し用のブラケットにつなぐ。この外部用ブラケットはかなりしっかり作ってあるようだが、まったく変形しないので、PCの背面にしっかり固定できない。変換ケーブルは2本買ったが、とりあえず使用するのはポート1個のみ。RAIDカードとエンクロージャをケーブル2本でつなげばトラフィックが広がるのだろうが、オリオスペックによると、HDD8個のRAIDでは最大速で1,000MB/s程度とSASケーブル1本最大速度2,000MB/sを超えないので、1本で充分だろう。
接続が終わると、Windowsを起動。手順に従ってドライバをインストールし、再起動する。しかし、再起動するとマウスがほとんど動かないという症状が発生した。マウスもほとんど動かないので、ユーティリティのインストールもままならない。これはやはりRAIDシステムの競合による副作用か。HighPointはあきらめて取り外すことにした。

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