LPデジタル化計画 2009年04月20日 10:30   編集
デジタル化が目的なので、アンプ通さずにプレイヤーからダイレクトにPCにつないで、PCでフォノイコライズとかできないだろうかなどとアホなことを考えながら調べていると、単体のフォノイコライザーというのが手頃な値段であるようだ。MCカートリッジを昇圧トランス無しで使えるというのもあった!!
オーディオテクニカのAT-PEQ20
実売価格 ¥17,000ぐらいなので少なくともE-301を修理するより安い。これを使うと、AVアンプ経由しなくてもPC取り込みができるかもしれない。もっと高いものもあったが、違いがよくわからないし、MCカートリッジと同じオーディオテクニカの製品なので、相性も良いだろうと根拠のないことを考えて、これに決定。フォノイコライジングの際に、ノイズの影響を受けやすいので、ノイズ源がたくさんあるアンプ内蔵タイプより、独立したフォノイコライザーの方が条件的には有利らしい。

ところでPCへの取り込みは、オンキョーのSE-U55GXというUSB接続のオーディオプロセッサーを使う予定。同じオンキョーが販売しているPCI接続のSE-200PCIという製品が音質の面で評価が高いようだが、PCI接続だとPCの裏側から音声ケーブル(たぶん光デジタル)を長いこと引き回さなければならず、PCとオーディオ機器の配置の関係上、USB接続のものにした。ノートでも使えるし。信号の流れとしてはこのような感じになるか。

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オーディオとPCが離れているので、どこに置いてケーブルをどう引き回すかが問題だ。フォノイコライザーは当然プレイヤーの近くに置かなければならないが、フォノイコライザーとオーディオプロセッサー間のRCAケーブルと、オーディオプロセッサーとPC間のUSBケーブルどちらを長くとるかということになる。
どちらも短いに越したことはないと思うが、アナログ信号を伝えるRCAケーブルの方が影響が大きそうなので、USBケーブルの方を長くしてフォノイコライザー、オーディオプロセッサーともオーディオ側に置いた方がいいのかな。(なんの根拠もないが)
スピーカーケーブルとRCAケーブルでは、スピーカーケーブルを短くした方がいいという話を以前聞いたことがあるが。
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LPデジタル化計画 2009年04月20日 10:30   編集
Shadeとは全く関係ないネタです

このところ、レコードを聴くことがめっきり少なくなってきた。というか、まったく聴いていない。数年前からプレイヤーの調子が悪く、まともに再生できなくなってしまったのをほったらかしていたからだ。

いい加減何とかしないといけないとは思っていたのだが、手軽に聴けるCDに慣れてしまうと、いろいろと面倒な手順が必要なアナログプレイヤーを使うのが億劫というのもあった。しかし、このまま放置してプレーヤーもアンプも完全に使えなくなってしまったら、400枚以上あるレコードコレクションがガラクタの山となってしまう。いっそのこと音源をデジタル化しようかと思い立った。

世の中のデジタル化が進むにつれ、逆にアナログレコードの良さが見直されているという話も聞く。プレイヤーやカートリッジの種類だけでなく、トーンアームやシェル、リード線によっても微妙に音質が左右され、自分の好みの音にチューニングするのもオーディオの醍醐味かもしれない。しかし、その分レコードに傷や手垢、埃がつかないよう慎重に扱わなければならないし、針をおろすときもレコードや針先を痛めないように気をつけ、針をおろした衝撃がスピーカーから出ないように、溝にきちんと納まったことを確認してからアンプのボリュームを上げなければならない。演奏が終わったあとも、ブチッというノイズが出ないよう、素早くボリュームを絞らなければならない。一回再生するたびに、針先をクリーニングしなければならない。・・・などなど、けっこう面倒くさい。特に音にこだわる方ではないのだが、こうしたことを怠ると、たちまちブチブチノイズに悩まされることになる。

もともと無精な性格なので、できたらこういう手間は避けたい。一度デジタル化してしまえば、CD感覚で、いやPCに取り込んでしまえば、CDのかけ替えさえせずに、ジュークボックス的に好みの曲を流しっぱなしにすることもできる。聴きたい曲を探す時も、LPやCDの山をひっくり返す必要もない。
うーん、これは楽だ! これが俺本来のリスニングスタイルだ!というのが動機だ。
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