PCオーディオ 2018年08月30日 04:25   編集

SATAケーブルを変えると音が変わるらしい。音質を改善するSATAケーブル参照

交換可能かPCの筐体を開けて確認してみた。
オーディオPCとして使っているThinkCentre M72e tinyを開けてみると、狭いスペースにすべて収めるため、パーツやファンがぎっしりと詰まっている。SSDにつながっているSATAケーブルもギリギリまで切り詰められていて、電源ケーブルと一体になっているようだ。SATAケーブルだけを交換するのは面倒そうだ。SATAケーブルは短いほどいいが、交換すると現状より長くなってしまいそうだ。
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一方コントロールPCとして使っているThinkCentre M72e smallは筐体が大きいので中身はスカスカな感じ。起動ドライブを3.5インチHDDから2.5インチSSDに交換したとき、2.5インチ用マウンタがなかったのか、固定せずに放置したままにしていたことを忘れていた。こちらは30cmぐらいのSATAケーブルでつながっているが、15cmのケーブルでも十分届きそうだ。マザーボード上のSATAポートもあと2個空きがあるので、ライブラリ用に内蔵SSDを追加することもできそうだ。
ThinkCentre M72e smallの中身
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交換するとしてもコントロールPCだけになりそうだ。交換候補のケーブルは、JCATのケーブルがよさそうだが、長さは40cmのみで250ユーロ=3万2000円する。
オーディオ用ではないがシールド付きというオウルテックのケーブルが30cm700円台。
プロケーブルが扱っているC2Gのケーブルが2000円台。15cmタイプもある。
SATAケーブルも短い方が良さそうだし、短くても十分届くのでC2Gのケーブル15cmを購入することにする。

届いたのを見てみると、見た目は標準のSATAケーブルとほとんど変わらない。これで本当にシールド効果があるのだろうか。
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C2GのSATAケーブルに交換 結局マウントしないまま(^^;;
オーディオPCほど音質に影響しないはずのコントロールPCのみの交換だが、効果は思ったよりあった。というか激変といってもいいくらいだ。一言で言うとさらにクリアになって楽器の音が混ざり合わずにそれぞれ独立して聞こえてくるという感じだ。

ケーブルを交換したSSDはOSが入っているだけで、音楽データは入っていないので音声データの読み込み時のノイズ回避にも関係しないはずだ。考えられる理由としてはやはりノイズ対策によって誤り訂正処理が減ることによってCPUの負担が減るのが音質改善につながったということになるのだろうか。音声処理をオーディオPCにまかせ、本来音質にはあまり関わらないはずのコントロールPCのSATAケーブルを変えただけでこれだけ変わるということはオーディオPCで変更するとさらに変わるということか?それともシステム全体のCPU負荷軽減量が音質に影響し、その軽減量があるレベルを超えると音質差として認識できるというイメージだろうか?
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