Daphile PCオーディオ 2020年05月28日 01:17   編集

DaphileはWebブラウザをインターフェイスに使う。
http://daphile.local または http://[インストールPCのIPアドレス]にアクセスするのだが、この末尾に:9000を追加して(ポート9000を指定するということか?)http://daphile.local:9000 または http://(インストールPCのIPアドレス):9000にアクセスすると、LMSモードになる。
LMSというのはLogitech Media Serverのことで、Daphileのベースとなっているオーディオストリーミングサーバーのことらしい。
LMSモードにすると見た目をカスタマイズできるスキンが選べる。この選択肢はあまりないのだが、これで選べるMaterialスキンがいい。
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Daphile標準のインターフェイスもけっして悪くないのだが、Materialスキンのほうが、より使いやすくかっこよくなる。特にスマホの場合はMaterialスキンがおすすめだ。
スマホのインターフェイス
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マテリアルスキンの使い方については、Infomationのページにユーザーガイドのリンクがある。
ユーザーガイドによるとHTML5準拠のブラウザで使用可能ということだが、Microsoftのブラウザでは問題があるらしい。ブラウザで開くインターフェイスなので、WebページのようにURLを普通にブックマークして使うこともできるのだが、PCもスマホもアプリモードで実行することが推奨されている。PCの場合、
"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --app="http://IPアドレス:9000/Material/Desktop"
という内容のショートカットを作る。これはChromeをアプリモードで起動してdaphileのURLを起動するショートカットだが、これから起動するとあたかもDaphile専用のアプリを起動したかのような感覚で操作できる。
iPhoneやアンドロイドなどスマホの場合はURL部分は"http://IPアドレス:9000/Material/Mobile"を指定する。

使い勝手がいいと思うのは、Materialスキンを適用しても、ポートを指定しないURLでアクセスするといつでも標準のDaphileインターフェイスを表示できることだ。標準モードのショートカットを作ってもいいし、普通にブラウザでブックマークしてもいい。簡単に標準モードにアクセスできるメリットは標準モードでしか使えない(かもしれない)機能があるからだ。それは標準モードのインターフェイス右下の方にあるPlay from RAM Drive という機能だ。これはプレイリストの曲をRAMに保存することによってより高音質化するという機能だ。
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これはLMSモードやMaterialスキンでは見当たらない。複数のインターフェイスを同時に起動して操作することもできるので、使いたい場合はLMSモードで再生中でも標準インターフェイスを起動してRAM再生ボタンを押せばいい。

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