LPデジタル化計画 2010年08月26日 18:20   編集

ブルースクリーン


朝になったらパソコンがブルースクリーンになっているというトラブルが頻発するようになった。BlueScreenViewで詳細を確認しようとしたが、記録されていない。なぜかミニダンプファイル*1が保存されていないようだ。
起動ドライブをSSDのストライピングにしている関係で、ページファイルをCドライブに作成しない設定にしているためかもしれない。

ブルースクリーンの中身をメモしておけば、調べようがあるのかもしれないが、今のところ原因は不明。心当たりがあるとするとオーバーヒート。
今年の猛烈な暑さのため、パソコンを置いてある部屋は、朝日の差し込む時間帯、室内温度が35~6度に達する。たまたまエアコンをつけっぱなしにしていたときは落ちていなかったので、ひょっとして原因は暑さ?
通常でも、CPUの温度がアイドル時で60度台と高めなのが以前から気にはなっていた。記録的な猛暑の日はハードディスクの温度も高いと警告が出ている。ブルースクリーンの本当の原因はともかくとして、冷却はいずれにしても何とかしなくてはいけないだろう。

P180のふたを開けてみると、結構熱気がこもっているようだ。P180はフロントには12cmファンを2個追加できるようになっているので、1個買って追加することにする。
CPUクーラーはCPU付属のものを使っていたので、これも交換する。パソコンショップで探すと、水冷クーラーというのが手頃な値段で売られている。The ECO Advanced Liquid Coolingという製品だ。ウチのパソコンにも取り付けられそうだ。

マザーボード取り外し


Liquid Coolingはマザーボードの裏にバックプレートを取り付けるタイプなので、いったんマザーボードをケースから取り外さなければならない。P5B Deluxeを取り外したのは初めてだが、マザーボードの裏を見てみると、リテールファンの4個のピンのうち、1個がうまく刺さっていなかったことがわかった。いまいち冷えていなかったのはこれが原因かもしれない。このP5B Deluxe@P180(ケースがP180でマザーボードがP5B Deluxe)に刺しているCore2Quad Q6600とリテールファンは元々会社のSoloで使っていたものだが、リテールファンは1度使うと2度目はうまく刺さりにくいようだ。はずすのもうまくいかないので、ドライバーでピンをつぶしてなんとか引き抜く。もう使うこともないと思うので廃棄処分する。

CPUにはべっとりとグリスが付着しているが、ティッシュでふきとると結構きれいに取れた。CPUと固定金具の間に入り込んでしまっているグリスもあるが、クーラーと接触する面だけきれいにしておけば大丈夫だろうと思ってそのままにしておく。固定金具も外さない。

The ECO Advanced Liquid Cooling取り付け


Liquid Coolingは2本のホースでポンプとラジエターがつながっている。ポンプをCPUに密着させ、ラジエターを付属のファンで冷却するようになっている。ケースについていたファンとこのラジエター付きファンを交換すればいいらしい。冷却効果を高めるためには、冷たい外気でラジエターを冷やせるように、吸気側に設置するのがベターらしいが、P180には吸気側のファンがない。今回フロントに吸気ファンを追加する予定だが、ここはラジエターが入るほどのスペースはない。
P180の上面ファンに取り付けようかと思ったが、ここにつけるとP5B Deluxeの8ピンのATX電源コネクタとギリギリ干渉するようだ。仕方ないので背面に取り付けることにする。ホースが結構固いので、ポンプがCPUの上にちゃんと設置できるか確かめてラジエター付きファンを取り付ける。背面ファンとCPUとの距離は近いので、そのまま近づけようとすると無理がある。ホースを巻き取るように回転させるとうまくポンプをCPU位置まで近づけられた。ポンプの下についているカバーを外してCPUの上に乗せる。CPUとの接触面にはすでにグリスが塗布されている。

ラジエターファンとポンプそれぞれに電源コネクタがついている。ファンの方が4ピンで、ポンプの方は3ピンなので、4ピンの方をCPUコネクタにつなぐ。

ついでにケースフロントに12センチファンを追加する。上部HDDケースを外して、じゃまになっていた黒いプラスチックの部品を取り外して買ってきたファンを取り付ける。もちろん空気の流れは外から中に流れる方向にする。

予想以上の冷却


取り付けが全て終わって早速起動してみる。するとSpeedFanの計測で25度!
何かの間違いではないかと思うほどよく冷えている。多少負荷をかけてやると30度台にまで上がるが、すぐに20度台に戻る。
リテールファンの設置が不完全だったことと、フロントファンを追加した効果もあるのだろうが、ここまで冷えるとは思わなかった。
ファンを1個追加しているのだが、音も特に気にならない。
もっとも現在パソコンの音より、外付け設置しているRAIDボックスの音の方がうるさいのでわからないというのもあるかもしれないが。*2

ところで名前がLiquid Coolingだけど冷媒は水じゃないのかな?

ブルースクリーン!


さあ、これでブルースクリーンともさよならと思って、朝パソコンの様子を見てみると、またもブルースクリーン・・・

原因はほかだったか・・・
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