パソコン 2009年04月20日 17:30 編集
BIOS関係のパッチファイルのインストールが面倒だったので、忘れないようにメモしておく。
ASUSのマザーボードP5B-VのQファンのパッチが公開されていた。Qファンは確かに動作が怪しいところがあるので、これを当てると改善されるかもしれないと思い、インストールすることにする。通常のBIOSのアップデートだとWindows上から更新できるユーティリティもあるのだが、パッチとなると、けっこう面倒そうだ。
ASUSで公開されているのはパッチファイルのアーカイブと英文の簡単な説明のみ。英文の説明によると、ブートできるUSBペンドライブ(USBメモリのことか?)、あるいはフロッピーにパッチファイルをコピーして、USBドライブかフロッピーからDOS起動し、パッチファイルを実行しろということらしい。BIOSを書き換えるので、Windows起動した状態ではできないのだろう。
フロッピーの場合、起動ディスクとパッチファイルをコピーするフロッピーの2枚必要らしい。それでもフロッピー使う方が簡単そうなので、フロッピーを準備する。1枚をMS-DOS起動ディスクにフォーマットして、もう1枚にパッチファイルをコピーする。
ところが、なんと、フロッピーの容量が足りないのでコピーできない!! 空のフロッピーのはずなのにおかしいと思って容量を調べてみると、フロッピー全体の容量が1457664バイトなのに対してパッチファイルは1468645バイトもある。これでは確かにコピーできないだろう。これはどういうことだろう。外国のフロッピーは容量が大きいのだろうか・・・
フロッピーから起動し、DOSコマンドでUSBメモリに移動してパッチファイルが実行できないかなどと思い、やってみたがやはりうまくいかない。
となるともうひとつの方法、USBメモリからの起動しかないが、これがよくわからない。
フロッピーだとフォーマットの際、"MS-DOS起動ディスクをつくる"というオプションを選べば、MS-DOSの起動ディスクが作れるが、USBメモリの場合は普通のフォーマットしかできないようだ。起動フロッピー内のファイルをUSBメモリにコピーしただけではダメのようだし・・・
WEBで調べるとUSBメモリを起動用にフォーマットするというソフトがあるようだ。
http://h50146.www5.hp.com/support/softpaq/dt/SP27213.htmlのWindows-based Format Utility for HP Drive Key or DiskOnKey USB Device
このソフトで"Create a DOS startup disk"をチェックする。"using DOS system files located at"という指定項目があったので起動フロッピーディスクの入ったドライブを指定してフォーマットしてみたが、なぜかファイルはコピーされないようだ。なので手動で起動フロッピー内のファイルを全部コピーする。
もちろん、問題のQファンパッチファイルもフォルダごとコピーしておく。
USBメモリからの起動を試してみる。
再起動して、BIOS画面を見てみると、Boot(起動)メニューのBoot Device Priority(起動優先順位)を見てみると、USBメモリらしきものは見あたらない。ここで通常の起動ハードディスクよりUSBメモリの順位を上位にしておかないとUSBからの起動はできないが、ないものを指定はできない。
Bootメニューのハードディスクという項目を見ると、そこにUSBメモリらしきものがあった。ここでUSBメモリを一次ディスクに指定し、再度Boot Device Priorityを見るとUSBメモリが指定できるようになった。ハードディスクの項目で一次ディスクに指定したドライブだけが起動ドライブに指定できるようだ。2種類のOSを別のハードディスクに入れてマルチブートしたい場合もいちいちBIOS設定変えなければいけないのだろうかと思ったが、今はとりあえずUSBメモリからの起動が先決なので、USBメモリをフロッピーの次の2番目に指定して再起動する。
すると、めでたくUSBからDOS起動に成功!
パッチファイルの説明通り
と打ち込んでP5BVディレクトリに移動し、
と打ち込むと、無事にパッチファイルが開始された。
実は実際にダウンロードしたパッチファイルのアーカイブを解凍すると
P5BV_QFanFIXという名前のフォルダができる。このままUSBメモリにコピーすると
DOSではP5BV_Q~1と認識されるので、DOSコマンドでは
cd P5BV_Q~1
と打ってP5BV_QFanFIXディレクトリに移動するよう説明されている。
ところがウチのキーボードでは、DOSモードで ~(チルダ)が打てない(^^;;
どうもDOSモードでは日本語キーボードでも英語キーボードと認識されているためのようだ。
ほかの文字も日本語キーボードとは違う文字が入力されてしまうようだ。
文字 キー
バックスラッシュ(\) む
アンダーバー(_) Shift+ほ
マイナス(-) ほ
コロン(:) Shift+れ
セミコロン(;) れ
プラス(+) Shift+へ
イコール(=) へ
ピリオド(.) る
カンマ(、) ね
クオーテーション(') け
ダブルクオーテーション(") Shift+け
のようになっているようだ。
そして~(チルダ)を打つ方法は結局わからなかったので、チルダを打たずにすむようディレクトリ名を短くしたということだ。
うーん、パッチファイルをインストールするだけでもいろいろあるもんだ。勉強になった。
ASUSのマザーボードP5B-VのQファンのパッチが公開されていた。Qファンは確かに動作が怪しいところがあるので、これを当てると改善されるかもしれないと思い、インストールすることにする。通常のBIOSのアップデートだとWindows上から更新できるユーティリティもあるのだが、パッチとなると、けっこう面倒そうだ。
ASUSで公開されているのはパッチファイルのアーカイブと英文の簡単な説明のみ。英文の説明によると、ブートできるUSBペンドライブ(USBメモリのことか?)、あるいはフロッピーにパッチファイルをコピーして、USBドライブかフロッピーからDOS起動し、パッチファイルを実行しろということらしい。BIOSを書き換えるので、Windows起動した状態ではできないのだろう。
フロッピーに入らない!
フロッピーの場合、起動ディスクとパッチファイルをコピーするフロッピーの2枚必要らしい。それでもフロッピー使う方が簡単そうなので、フロッピーを準備する。1枚をMS-DOS起動ディスクにフォーマットして、もう1枚にパッチファイルをコピーする。
ところが、なんと、フロッピーの容量が足りないのでコピーできない!! 空のフロッピーのはずなのにおかしいと思って容量を調べてみると、フロッピー全体の容量が1457664バイトなのに対してパッチファイルは1468645バイトもある。これでは確かにコピーできないだろう。これはどういうことだろう。外国のフロッピーは容量が大きいのだろうか・・・
フロッピーから起動し、DOSコマンドでUSBメモリに移動してパッチファイルが実行できないかなどと思い、やってみたがやはりうまくいかない。
USBで起動
となるともうひとつの方法、USBメモリからの起動しかないが、これがよくわからない。
フロッピーだとフォーマットの際、"MS-DOS起動ディスクをつくる"というオプションを選べば、MS-DOSの起動ディスクが作れるが、USBメモリの場合は普通のフォーマットしかできないようだ。起動フロッピー内のファイルをUSBメモリにコピーしただけではダメのようだし・・・
WEBで調べるとUSBメモリを起動用にフォーマットするというソフトがあるようだ。
http://h50146.www5.hp.com/support/softpaq/dt/SP27213.htmlのWindows-based Format Utility for HP Drive Key or DiskOnKey USB Device
このソフトで"Create a DOS startup disk"をチェックする。"using DOS system files located at"という指定項目があったので起動フロッピーディスクの入ったドライブを指定してフォーマットしてみたが、なぜかファイルはコピーされないようだ。なので手動で起動フロッピー内のファイルを全部コピーする。
もちろん、問題のQファンパッチファイルもフォルダごとコピーしておく。
USBメモリからの起動を試してみる。
再起動して、BIOS画面を見てみると、Boot(起動)メニューのBoot Device Priority(起動優先順位)を見てみると、USBメモリらしきものは見あたらない。ここで通常の起動ハードディスクよりUSBメモリの順位を上位にしておかないとUSBからの起動はできないが、ないものを指定はできない。
Bootメニューのハードディスクという項目を見ると、そこにUSBメモリらしきものがあった。ここでUSBメモリを一次ディスクに指定し、再度Boot Device Priorityを見るとUSBメモリが指定できるようになった。ハードディスクの項目で一次ディスクに指定したドライブだけが起動ドライブに指定できるようだ。2種類のOSを別のハードディスクに入れてマルチブートしたい場合もいちいちBIOS設定変えなければいけないのだろうかと思ったが、今はとりあえずUSBメモリからの起動が先決なので、USBメモリをフロッピーの次の2番目に指定して再起動する。
すると、めでたくUSBからDOS起動に成功!
パッチファイルの説明通り
cd P5BV
と打ち込んでP5BVディレクトリに移動し、
P5BV.EXE
と打ち込むと、無事にパッチファイルが開始された。
日本語キーボード
実は実際にダウンロードしたパッチファイルのアーカイブを解凍すると
P5BV_QFanFIXという名前のフォルダができる。このままUSBメモリにコピーすると
DOSではP5BV_Q~1と認識されるので、DOSコマンドでは
cd P5BV_Q~1
と打ってP5BV_QFanFIXディレクトリに移動するよう説明されている。
ところがウチのキーボードでは、DOSモードで ~(チルダ)が打てない(^^;;
どうもDOSモードでは日本語キーボードでも英語キーボードと認識されているためのようだ。
ほかの文字も日本語キーボードとは違う文字が入力されてしまうようだ。
文字 キー
バックスラッシュ(\) む
アンダーバー(_) Shift+ほ
マイナス(-) ほ
コロン(:) Shift+れ
セミコロン(;) れ
プラス(+) Shift+へ
イコール(=) へ
ピリオド(.) る
カンマ(、) ね
クオーテーション(') け
ダブルクオーテーション(") Shift+け
のようになっているようだ。
そして~(チルダ)を打つ方法は結局わからなかったので、チルダを打たずにすむようディレクトリ名を短くしたということだ。
うーん、パッチファイルをインストールするだけでもいろいろあるもんだ。勉強になった。
counter:4,316