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Daphile ネットワークオーディオ 2021年03月12日 02:32   編集

DaphileをUSBメモリから起動する方法としては
(1)インストール用USBメモリをそのまま起動デバイスとして使う方法と、
(2)インストーラーから別のUSBメモリにシステムファームウェアをインストールする 方法がある。

簡単なのは(1)だが、機能が限られていてDaphileのアップデータが出ても更新できないため推奨されない方法ということになっている。インストール用メモリにシステムファームウェアをインストールすることもできるらしいのだが、ウチの環境ではできなかった。
USBメモリなんて今や安いものだし、2個用意して(2)の起動専用メモリを作るほうが簡単だ。

ということでUSBメモリ2個を使って、起動専用USBメモリからDaphileを起動する方法をまとめておく。
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Daphile lightMPD ネットワークオーディオ 2020年08月12日 23:00   編集

DaphileをメディアサーバーにlightMPDをレンダラーとして聴くのが音がいいという情報をあちこちで聞く。しかし、lightMPDというのがよくわからない。「デジファイのおと」というサイトで公開されていて日本製のソフトらしいが、サイトを見てもなんか難しそうだ。断片的な情報としては
  • Linuxがベースとなっている
  • NAS上の音楽を再生し、HDDやUSBメモリなどのローカルデバイス上の音楽ファイルを再生することはできない。
  • 元々ラズベリーパイなどLinux系マザーボードで動くソフトらしいが、Intel CPUで使えるバージョンも出ているらしい。
  • ハードディスクにインストールせず、起動可能なSDカードから起動して使用する。SDカードの代わりにUSBメモリで起動することもできるらしいがメモリを選ぶ。
  • 起動デバイスは起動可能にするためのイメージファイルを書き込んだ後、デバイスによって異なる設定ファイルをダウンロードして上書きしたり、テキストエディタで編集したりする。
    起動デバイスはFAT32形式でフォーマットされるので、Windows上でも編集できる。
  • ネットワーク内で起動したら、ネットワーク上の別のデバイスからDLNAのコントロールポイントで操作する。

lightMPDはハードディスクにインストールせず、SDカードやUSBメモリから起動するということなので、うまくいかなくても使用するPCに影響はないはずだ。気軽に試せそうなのでDaphileのレンダラー用として使っているPC(ThinkCentre M72e tiny)で実験してみることにする。
このPCのCPUはCore i3だが、これで動きそうなものは lightMPDの掲示板のここ で公開されているバージョンのような気がする。LIVA Z, LattePanda用のlightMPDと紹介されているが、LIVA ZもLattePandaもIntel製CPUを使うボードなので、同じIntelのCore i3もいけるのではないかという見当だ。ここからlightMPDのブートイメージuefiboot256m.img.zip パッケージlightMPDx86_64-v1.2.0b1.zipをダウンロードさせてもらう。
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Daphile PCオーディオ ネットワークオーディオ 2020年07月04日 16:35   編集

家の中のネットワークってあまり真剣に考えたことがなかったが、ウチもいつの間にかネットワークオーディオがオーディオの主流になりつつあるので、改めてネットワークの構成を整理してみた。
元々無線LANがメインでパソコンも無線LANでつないでいたのだが、NASを買ったのを機に有線LANを追加してWiFiルーターを子機モードでつなぎ、有線LAN内のデバイスからインターネットに接続できるようにした。
ネットワークオーディオ用のPCもこの有線LANに接続することになる。以下の図のような状態だ。
図1(全部同じネットワーク内)
2.png
IPアドレスの左3個がすべて192.168.10となっているので、これらはすべて同じネットワーク内にあることになる。この状態だとネットワーク内のデバイスがいろいろ送る信号は他のデバイスすべてに届くが、ネットワークオーディオにとっては、関係ない信号がバンバン届く状態はあまりよろしくないらしい。
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Daphile PCオーディオ ネットワークオーディオ 2020年07月26日 01:46   編集

Spotifyのユーザーだと、Spotify上の曲をDaphileのライブラリと同じように扱うことができる。Spotify用のプラグインをインストールしておく必要がある。(名前はSpotty)
Daphile標準インターフェイスの画面を掲載しているが、Materialスキンでも同じことができる。
下の図は通常のDaphileのライブラリだが、アルバムのサムネールにカーソルを合わせると表示されるメニューのを選ぶ。
2.jpg
表示されるメニューから「On Spotify:アーティスト名」をクリックすると、
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Daphile ネットワークオーディオ 2022年12月27日 02:12   編集

久しぶりにDaphileのファームウェアがアップデートされた(version 22.12)。2年ぶりくらいのアップデートで、今回は珍しく機能追加がある。
ひとつはDaphileの設定のバックアップと復元ができるようになったこと。以前はライブラリのバックアップぐらいしかできなかったと思うが、SettingsメニューのBackupセクションに「Backup Settings」「Restore Settings」というボタンが追加された。
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Daphile ネットワークオーディオ 2020年05月18日 11:36   編集

オーディオ再生環境としてDaphileを導入した。
Linuxベースのオーディオサーバー、プレイヤーソフトということになるらしい。

使っていない小型PCにDaphileをインストールしてみる。手順については「PCで音楽」のサイトで詳しく解説があるので参考にさせてもらった。
DaphileのサイトからインストーラーのisoファイルをUSBメモリに書き込んで起動可能なUSBメモリにする。マニュアルではWindowsではUSBWriterを使用する方法が紹介されていたが、すでにインストール済みのRufusでも問題なく作成できた。
isoファイルは推奨の64-bit x86版と32-bit x86版、それと64-bit x86 with realtime kernel版がある。ウチの場合はrealtime kernel版で問題なく使えた。インストールは簡単で、所要時間も数分で済む。
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Daphile Diretta ネットワークオーディオ 2021年12月09日 02:29   編集

Direttaは結構気になるが、製品版を購入したとしても現在使用しているDaphileも残しておきたい。インターフェイスが気に入っていることと、Daphileでないと再生できない音源もあるからだ。
DirettaではホストPCとなるWindows上で稼働するプレイヤーソフトで曲の再生操作を行うことになる。ASIO対応のプレイヤーならたぶん使えるということだが、Daphileと同じように使えるソフトが意外と見つからない。

Diretta ASIOドライバはWindows用しか公開されていないようなので、LinuxベースのDaphileをDirettaホストにするのは難しそうだ。しかし要は再生操作はこれまでと同じようにDaphileでやって、DirettaターゲットにつないだDACから出力できればいいわけで、それならUPnPを使ってなんとかできそうだ。
DaphileにはUPnPのプラグインをインストール済みなので、DirettaホストPC上のプレイヤーをUPnPプレイヤーとして指定すれば、Daphileのプレイヤーとして選択できるはずだ。
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Diretta ネットワークオーディオ 2021年12月02日 21:08   編集

Direttaのお試し版が公開されたらしい。
https://www.diretta.link/download/limited2021.html
Direttaとは高音質を目指した新しいオーディオ用のデータ通信の仕組みということになるのだろうか。とにかく音がよくなるらしいので、ありがたく試させてもらう。来年の1月16日まで使用可能ということだ。

インストールの手順は、ダウンロード先で公開されている動画の説明どおりやったらいいようだ。
公開されているファイルのdiretta_usb_bridge_x64_limited-1_97_14-202100.zipをダウンロードして解凍すると、
diretta_usb_bridge_x64_limited-1_97_14-202111.img
DirettaASIOdriver_1_100_0.msi
という2個のファイルができた。Direttaはホスト用とターゲット用に2台のPCが必要だが、imgファイルはDirettaターゲットのブータブルメディアを作成するのに使い、msiファイルの方はDirettaホストにするWindows PCに入れるASIOドライバのインストーラーということだ。

ホスト用は普段使っているPC、ターゲット用はDaphileのレンダリングに使用しているインテルPCを使って以下のような構成にしてみた。DaphileレンダリングPCもUSBブートにしていたので、Direttaターゲット用のUSBメモリに差し替えて起動するだけだ。ホストに使うPCはfoobar2000がインストール済みなので、とりあえずこれで再生してみる。再生ソフトはASIOドライバ対応の必要があるということだが、foobar2000にはすでにASIOのコンポーネントもインストール済みなので、設定画面→Playback→Outputを見てみるとDiretta ASIO Driverが追加されている。それを選んで再生するとすんなり音が出た。かなりいい音だ。
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Diretta ネットワークオーディオ 2022年07月10日 13:12   編集

Direttaはソフトウェア単体では販売していないと思っていたが、以下のサイトで販売しているらしい。
https://www.diretta.link/shop/

以前はEUとか一部の国だけ対象とか書いてあったような気がするが、今は何も書かれていない。日本からでも購入できそうだ。「Diretta Target USB Bridge for USB boot」というのが目的のソフトウェアのみの販売で価格は300€。円安なので、日本円で4万円以上になるが、当然ハードウェア込みの製品よりは安い。
これを買おうかなと思っていたら、オリオスペックから廉価版のDirettaターゲットPCも出ている。2万円ぐらいのPCとセットで5万1,700円なので、PCも必要な場合はこちらの方が買い得かもしれない。結局この廉価版を購入することにした。
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ネットワークオーディオ 2018年03月06日 13:40   編集
ネットワークオーディオの規格の一つ。UPnPをベースとした仕様で、UPnPとの互換性が高い。LINNのKazooなどで使用されている。
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