LPデジタル化計画 2009年04月20日 20:36   編集
AVアンプを更新したのでメモ。
これまで使ってきたヤマハのDSP-AX2、まだ買って10年にもならないのだが、買い換えることにした。
テレビとレコーダーをハイビジョン対応に更新したら、これまでのようにAVアンプで映像・音声ともに切り替えることができなくなったということと、(まあ、これはほかの映像機器に切り替えるということもほとんどないので、たいした問題ではないのだが)
これに伴い、サラウンド再生ができなくなってしまったためだ。
ハイビジョンレコーダーからはデジタル音声出力があり、この音声をAVアンプに接続するとサラウンド再生ができるはずなのだが、ハイビジョンのサラウンドは従来のサラウンドとは規格が違うらしく、DSP-AX2ではサラウンド再生できない。
しょうがないので、サラウンドスピーカー(センタースピーカーは省略しているので、リアとサブウーファーだけだが)はハイビジョンレコーダーについているサラウンドのスピーカー端子に直接つないで使っていた。フロントは従来通りDSP-AX2からパワーアンプのM90経由でつないでいる。
しかし、これだとサラウンド再生と普通のステレオ再生の切り替えにリモコンが使えず、操作がめんどうになってしまった。

TX-SA805


例によって予算があまりないので、せいぜい10万円ぐらいしか出せない。ONKYOのTX-SA805にする。去年6月の発売なので、ECカレントで10万1,461円*1
と適当に値がこなれていること(定価18万9,000円)、同じ価格帯ののライバルに比べて出力が高め(180W)なこと、ONKYOのオーディオプロセッサーを使っているので相性がいいかなと思ったこと(あまり関係ないか)、使用しているPanasonicのテレビ、レコーダーのVieraリンクに対応していることなどが選択理由。

注文して4日ぐらいで届く。

機器との接続


レコーダーとアンプ、アンプとテレビとの接続は当然HDMI。これ1本つなげば、音声ケーブルをつなぐ必要がないので簡単だ。
レコーダーに差していたスピーカーケーブルをすべて抜くと、レコーダー周りもかなりすっきりした。AVアンプに差すケーブルもかなり少なくなった。CDプレイヤー、プレイヤーとの接続はオーディオプロセッサー経由なので、オーディオプロセッサーからの光ケーブル1本だし、レコーダーからはHDMIで映像、音声両方つながるので、音声ケーブルは必要ない。
あとはPS2の映像・音声と、めったに使わないレーザーディスク/DVDプレイヤーDVL-919*2とVHSビデオレコーダーぐらいだ。

1.png

スピーカーの接続


スピーカーの接続は以下のようになった。
フロントスピーカーは従来のように古いパワーアンプM-90経由にする。
サブウーファーもアンプ内蔵タイプなので、プリアウトからつなぐ。
センタースピーカーはこれまで省略していたが、画面に近いところに設置できそうなので、余っていたBOSEの101イタリアーノをつなぐ。イタリアーノはまだ3個余っているのであとはサラウンドバックスピーカーも設置したいところだが、スペースとスピーカースタンドがないので、とりあえず省略しておく。
TX-SA805では、フロントスピーカーをツイーター部分とウーファー部分を別々に駆動するバイアンプ方式でドライブできるようだ。フロントスピーカーに使っているBOSE363はツイーター端子とウーファー端子がついているので、使えるかなと思ったが、インピーダンス8オーム以上だそうだ。363は6オームなのでだめかな。プリアウトしているので、どっちにしても使えないか。

2.png
TX-SA805はサラウンドスピーカーの音量を自動設定してくれる仕組みがある。サラウンドスピーカーからテスト音を出して、リスニングポイントに設置したマイクで音量を測定し、調整するという仕組みらしい。
ヤマハのサブウーファーYST-SW320はサブウーファー信号出力が数分ないと節電のため待機状態になる。この待機状態のまま、自動設定しようとすると、サブウーファーを認識できなかった。あらかじめ待機状態を解除しておかなければならないようだ。

肝心の音だが、デジタルに変わって、クリアになったなというのが第一印象。サラウンド効果の方は、前回の設定からセンタースピーカーを追加したことになるが、正直違いはあまりわからない。以前イタリアーノをセンタースピーカーとして使っていたときは、フロントスピーカーとの音色の違いが気になったが、今回はあまり気にならない。
それと、リスニングモードがいろいろありすぎて何を選べばいいのかよくわからない。DolbyやDTS、THXぐらいは以前からあったが、Dolby PL2とかDolby EX Dolby Digital Plus Dolby TrueHD DTS Neo:6 DTS 96/24 DTS-ES DTS-HD Neural THX DSD AAC ・・・・・
といろいろある。いつの間にこんなに増えたんだ!
音源によって自動的に選択されるというわけでもなさそうなので、実際に聴いてみて選ぶしかないようだ。たくさんの選択肢の中から好みによっていろいろ選べると考えればいいのか。
PCで音楽を聴くときは、音をいじらずダイレクトに出した方がいいかなと思っていたが、これにもいくつか種類があるようだ。
左右フロントスピーカーからのみ音を出すSTEREO、入力ソースの音源のまま音を出すDIRECT、表示部を消してビデオ回路の電源を切り、ノイズの発生源を最小にすることで、より原音に忠実に再生するというPURE AUDIO
逆に2チャンネルの音源をサラウンドによって、より自然な音場を再現するというDolby PLllx Music、Neo:6 Musicなどというモードもあるようだ。
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