PCオーディオ 2018年04月16日 12:07   編集
DSD over PCM
DSDネイティブ再生する方法の一つ。DSD信号をPCM信号として送り、DACでDSDに変換する。
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JPLAY PCオーディオ 2018年04月15日 00:00   編集

XMOS XU208

ToppingD10という中国製のDACを購入した。アマゾンで\9,999という、DACとしてはかなりの廉価版だが、JPLAY用DACとして推奨されている「USB-DDC部分がXMOS XU208で、正規ドライバーでレイテンシー設定可能」という条件をクリアしているというのが選択ポイント。この価格でこの条件を満たすDACは他に無い。DACでレイテンシー設定可能というものがそもそも少ない。

届いたのを見るとさすがに高級感はないが、それほど安っぽくもない。しかし、振ってみると中で何かが転がっているような音がする(^^;; 大丈夫だろうな
これまではDDC M2TECHHiFace2、DAC オーディオトラックのDr.DAC2という構成で使っていた。D10はRCA出力だけでなく、同軸デジタル出力もあってDDCとしても使用できるので、まずはHiFace2と入れ替えてみる。
ドライバはWEBから最新版をダウンロードするが、ドライバをインストールしただけではJPLAY設定画面のPlaying viaでカーネルストリーミングが選択できない。HiFace2のドライバをインストールしたままだったので、競合しているのかもしれない。削除してみると、「KS D10」が選択できるようになった。オーディオPCからJPLAYminiで再生してみるとなんとか音が出た。中で転がっているのは重要なパーツではなかったようだ。
D10のユーティリティでミニマムレイテンシーに設定すると、DAC Link 700Hzで問題なく再生。
音の印象は各楽器の音がくっきりきこえるようになり、立体感が増した感じだ。DAC部分はDr.DACのままなので、DDC部分だけが変わった効果ということになる。
D10のRCA出力の音(DACもD10)も聴いてみたが、現状ではDr.DAC2のDAC部分を使う方が良さそうだ。Dr.DAC2は電源を吉田苑のENEBOX For Dr.DAC2/DXに強化済みで、オペアンプも高級品(OPA627BP)に交換しているので、DAC部分のクオリティはそこそこあるということかもしれない。

USBの電源対策

気になるのはD10はUSBのバスパワーで稼働しているという点。USBケーブルはPCからの信号だけでなくデバイスに給電するバスパワーも一緒に流れているが、このバスパワーがノイズにまみれているため信号に与える悪影響がけっこう大きいらしい。
バスパワーを使わず、別途ACアダプタから電源を供給するデバイスの場合も、バスパワーが信号データに悪影響を与えるということは同じだ。このために特にオーディオ関係ではUSBケーブルは長くしない方がいいといわれているのかもしれない。

なんらかのUSBの電源対策をしたいところだが、いろいろあるようだ。
オンボードのUSBポートがそもそもノイズまみれなので、これを使わずノイズ対策を施したUSB拡張カードを使うという方法がある。JCATで販売されているものは5万7000円くらいする。せっかくノイズのない電気が使えるようになってもUSBケーブルでデバイスに伝送している間にノイズが混じっては意味が無いので、電源分離タイプのUSBケーブルを使う必要があるので、合わせて6万以上。USB拡張カードはPC用電源ではなく、外部からリニア電源を使った方がベターということだが、そこまでやるとさらに2~3万かかる。
ノイズ発生源の根元から改善する対策なので効果が高そうだが、ウチの場合オーディオPCとして使用しているThinkCentre M72e tinyはPCI Expressの拡張スロットがないので、導入は無理だろう。
コントロールPC用に買ったデカイ方のThinkCentre M72e smallはATX規格のようなので、コントロールPCトーオーディオPCを入れ替えるといけるかもしれないが。
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USBケーブル伝送途中に、USBアイソレータと呼ばれるもので電源と信号をきれいにするという方法もある。JCATで販売されているUSBアイソレータは5万円ぐらい。これも電源分離タイプのUSBケーブルが必要になる。アイソレータ~デバイス間は必須だがUSBボート~アイソレータ間も電源分離タイプを使ったほうが良さそうだ。費用はやはり6万円ぐらい。
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USB拡張カード、アイソレータ両方使うとさらに効果がありそうだが、その場合は11万円以上になる。
1万円のDACに対してあまり電源対策に費用をかけすぎるのもどうかと思うので、結局オーロラビジョンのBUSPOWER-PRO2を導入することにした。
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これはPCからのバスパワーを使用せず、外部からACアダプタでとった電源をバスパワーに変換してデバイスに送るというものだ。専用のACアダプタが付属して約1万円と手頃な値段だ。PCからのバスパワーは使用しないので、PCとBUSPOWER-PRO2間はバスパワーを送る線がない特殊なUSBケーブルを使用してノイズ電源から信号に影響が起きにくいようにする。
ACアダプタはリニア電源などから取った方がいいのだろうが、無停電電源装置から取ることにする。
使ってみたところ予想以上に音が変わった。今まで聞こえていなかった楽器の響きや音が消える寸前の空気感が出てくるようになった。例えるならDAC Linkを350Hz、700Hzと上げたときの音の変化をさらに進めたような傾向の変化だ。

オペアンプ交換

このD10はオペアンプを交換してカスタマイズすることができるらしい。そういえばDr.DAC2もオペアンプが交換できるということでOPA627BPに換装している。せっかくなので、D10用にMUSES02を購入した。これはOPA627BPを選ぶ時の候補の一つでもあった。
届いたMUSES02に交換するためにD10を分解する。D10の筐体は6角穴のネジで固定されている。この内前方4個のネジの上2個と後方のネジ4個を外すと上蓋が外れるようになっている。右側面にシールが張ってあるので、これを破らないように上蓋を外すと中身が見える。オペアンプは1個しか見当たらないので、間違えようがない。オリジナルはOPA2134PAというオペアンプがついているようだ。オペアンプは両端に4本ずつピンがついていて、180度回転させても取り付けできるカタチだ。間違って取り付けるとオペアンプが壊れてしまうかもしれないので、オペアンプに書かれた丸い印の位置を覚えておいて取り外し、MUSES02の印を同じ方向に合わせて取り付ける。MUSES02のピンは外側に広がり気味なので、あらかじめ内側に少し曲げてから挿すとやりやすそうだ。
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ところでカラコロと転がっていたのはこういうものだった。何かの部品のようにも見えるが外れたままで大丈夫なんだろうか。
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RCAケーブルを追加してD10からの出力とDrDAC2からの出力を切り替えられるようにした。切り替えて聴いてみると、思ったより似た傾向の音になった。Dr.DAC2の方がより響く感じではある。Dr.DAC2とD10の違いというより、OPA627BPとMUSE02の違いがでているのだろうか?それぞれのオペアンプを入れ替えてみたりしたらまた違うのかもしれないが。
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PCオーディオ パソコン 2018年03月23日 16:38   編集

録画した映画の保存先としてSASエキスパンダー接続の外付けRAIDケース(ARC-4038)を使っているが、このケースの冷却ファンの音がけっこううるさい。2個目を追加してからは爆音に近く、オーディオも聴く部屋としては問題だなと思っていたのだが、結局隣の部屋に移動することにした。
もちろんRAIDに保存したデータはメインPCで再生できる必要があるので、ネットワークでつながっている必要がある。隣の部屋にはすでにNASを設置しており、その接続用にHUBも置いているので、これに接続することにする。RAIDはAdaptecのRAIDカードで構成しているので、RAIDカードが取り付けられるデスクトップPCが必要だ。会社で廃棄されたPCのうち、RAIDカードを装着するPCIエクスプレスのスロットが空いているものをもらってきた。
RAIDカードをメインPCから取り外してRAID用PCに取り付け、ドライバとユーティリティをインストールする。パソコンが変わったので、ディスクの管理で再度ドライブレターを指定する必要があるかと思ったが、なにもせずにドライブとして認識された。RAIDで構成されたドライブをすべて共有フォルダに設定するとメインPCからアクセスできるようになった。
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RAIDを隣に移動すると、驚くほど静になった。
とはいってもメインPCの発するファンノイズは残ったままなのだが、RAIDケースの音に比べると静かなものだ。

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ネットワークオーディオ 2018年03月06日 13:40   編集
ネットワークオーディオの規格の一つ。UPnPをベースとした仕様で、UPnPとの互換性が高い。LINNのKazooなどで使用されている。
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PCオーディオ 2018年03月04日 22:58   編集
2022/10/03 13:31:09
2022/08/21 20:13:20
2020/07/26 01:46:42
2020/06/24 01:02:00
2020/06/12 13:57:45
2020/03/02 19:04:44
2018/08/30 04:25:58
2018/08/15 10:50:27
2018/07/13 19:34:24
2018/06/18 12:04:29
2018/05/05 02:12:38
2018/04/16 12:07:47
2018/04/15 00:00:32
2018/03/23 16:38:17
2018/03/04 22:58:38
2018/01/10 11:26:49
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2018年01月15日 01:17   編集
テザリング(英: tethering)とは、通信端末を内蔵したモバイルコンピュータ(携帯電話回線に接続されたスマートフォンなど)を外付けモデムのように用いて、他のコンピューター等をインターネットに接続することである。
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2018年01月14日 19:57   編集
Digital Living Network Alliance
ビデオデッキやゲーム機器などのデジタル家電機器を相互接続してマルチメディアデータを交換する業界団体およびこの団体が提唱するガイドライン。対応機器間で複雑な設定を行うことなく動画などのやりとりが可能になる。 機器間の通信はUPnPをベースとしている。
PCソフト、HDDレコーダー、薄型テレビ、セットトップボックス、NAS、スマートフォンなどで採用されている。
UPnP、Viiv、Plays For Sureなどの規格と相互互換性がある。
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2018年01月14日 19:55   編集
別名:Universal Plug and Play
Universal Plug and Play (UPnP)は、機器を接続しただけでコンピュータネットワークに参加することを可能にするプロトコルである。

機器をコンピュータに接続するだけで利用可能になるPlug and Play(プラグアンドプレイ)の概念をネットワークに拡張したものといえるが、直接的な関連はない。
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2018年01月14日 19:52   編集
Chromecast(クロームキャスト)は、Googleが開発・販売する小型のデバイス。テレビのHDMI端子を介してWi-Fiで接続することにより、スマートフォン、タブレット、パソコンなどで表示している動画、音楽、写真、ウェブページなどの高品位画像をテレビで観ることができる。また4K出力やHDRに対応した「Chromecast Ultra」やスマートフォンでキャストした曲をスピーカーで再生できる「Chromecast Audio」も販売されている。

Google TVとAndroidをベースにしたOSを搭載する。AndroidとiOSモバイルデバイス上のアプリおよび、Google Chromeの動作するパソコンから拡張機能をインストールしたり試験運用機能からメディアルーター機能を有効にすることで制御できる。セットトップボックスの一つとも言えるが、動作としてはモバイルデバイス及びパソコンからChromecastを接続したテレビに対してデバイスと同じメディアを取得させる「疑似ミラーリング」を行うものであり(Googleはこれを「キャスト」と呼んでいる)、Chromecastをテレビに接続したのみではメディアを視聴することは出来ない。

キャスト元のブラウザ内の動画が再生されたままになるか、タブを閉じた状態でもChromecastで再生されたままになるか、音量の調節が可能であるかどうかは、各ウェブサイトによって挙動が異なる。例えば、Netflixでは動画のキャスト後にブラウザ内の動画プレイヤーには音量や再生時間など各種コントロールキーが表示されるだけで、キャスト元コンピュータのCPU負荷などが少なくなるが、タブを閉じるとChromecast元の動画も停止する。一方、Twitchではキャスト後もキャスト元の動画は再生されたままであり、タブを閉じてもChromecastの方の動画が停止しない。Chromecastを停止するには、拡張機能からキャストの停止を選択する必要がある。開発者が自分のアプリをキャストできるよう、Google Cast SDKのデベロッパプレビューも公開された。

YouTube、hulu、Netflix、Google Play Movie、Google Play Music、Twitchに対応している。なお、有名な動画配信サイトではAmazonビデオやニコニコ動画に対応していない(視聴自体はPCのGoogle Chromeで各サイトにアクセスし、これをキャストさせることにより可能)

日本国内での販売開始に合わせ、dビデオ(NTTドコモ)、ビデオパス(au)、ビデオマーケット、観劇三昧などがChromecast対応を発表している。2016年11月にスポナビライブ(ソフトバンクとYahoo! JAPANの共同運営)が、2017年にはDAZN(パフォーム・グループ)が対応した。
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パソコン 2018年01月10日 11:37   編集

RAIDの容量が満杯になった。SASエキスパンダ対応のカードで構成しているRAIDのエンクロージャを追加することも考えたが、最近サンダーボルト接続のRAIDが主流になってきているようで、SAS用RAIDエンクロージャも数が減ってきているし、価格も高い。
それとメインPCに直接RAIDを接続しているが、エンクロージャーから発する音がけっこううるさい。現在の2個から3個に増えると当然さらにうるさくなると考えられる。そこで離れた場所に設置できるNASの導入を検討してみた。
導入するなら単体ディスクのようなものではなく、最低でもハードディスク4個ぐらい収容可能な大容量のものでないと意味がない。あまり安いものにするとトラブルが多いので、高価だがQNAPぐらいにはしておかないとRAIDを組んでもデータの保全に信頼が置けない。

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