Daphile PCオーディオ 2020年06月12日 13:57   編集

Daphileは1台にインストールすれば使えるが、複数台にインストールして役割を分割して使うこともできる。
役割を分割することによってCPUの負担を下げることが目的だ。PCオーディオ、ネットワークオーディオではCPUの負担を下げることが高音質化につながるということが定説となっている。

ということでローカルネットワーク内の余っているPCに2個めのDaphileをインストールしてみた。
簡単なのはGeneralタブの設定で行う方法だ。2台めのDaphileでGeneralのMedia ServerDisable mysqueezebox.com をチェックする。同じくMedia ServerInternalからExternalに変更し、ここで1台目のDaphileのIPアドレスを入れる。さらにFile serverのEnableのチェックを外す。
こうすると、2台目のDaphileはプレイヤー機能のみ使うことになり、メディアサーバーの管理はExternalで指定した1台目が担当することになる。
この状態で2台めのURLにアクセスすると、1台目にアクセスしたのと同じように操作できる。そしてこの時点でプレイヤーが1台目、2台目どちらも選択できるようになる。
これで2台構成として使えるが、せっかくヘッドレスとなっていたDaphileの2台目のモニターにもプレイヤーの選択画面が表示されるようになってしまった。
※これが表示されるのは、General設定のLocal UIでEnable player control applicationがチェックされていたからのようだ。これを外すと表示されなくなった。
またこの状態で1台目にアクセスすると画面右下に表示されるChoose Playerで2台目にインストールしたDACが選択できるので、これを選んで1台目で操作することもできる。
Daphile同士だとDLNA関係のプラグインを入れなくてもほかのDaphileをプレイヤーとして選択できるようだ。
複数のDaphileに違うDACを接続してプレイヤーリストから使いたいDACを選択して再生するという使い方もできるようだ。未確認だが、1個のDaphileに複数のDACを接続しておいてからDACを選択することもできるようだ。

counter:7,867