LPデジタル化計画 2009年04月20日 10:30   編集
Shadeとは全く関係ないネタです

このところ、レコードを聴くことがめっきり少なくなってきた。というか、まったく聴いていない。数年前からプレイヤーの調子が悪く、まともに再生できなくなってしまったのをほったらかしていたからだ。

いい加減何とかしないといけないとは思っていたのだが、手軽に聴けるCDに慣れてしまうと、いろいろと面倒な手順が必要なアナログプレイヤーを使うのが億劫というのもあった。しかし、このまま放置してプレーヤーもアンプも完全に使えなくなってしまったら、400枚以上あるレコードコレクションがガラクタの山となってしまう。いっそのこと音源をデジタル化しようかと思い立った。

世の中のデジタル化が進むにつれ、逆にアナログレコードの良さが見直されているという話も聞く。プレイヤーやカートリッジの種類だけでなく、トーンアームやシェル、リード線によっても微妙に音質が左右され、自分の好みの音にチューニングするのもオーディオの醍醐味かもしれない。しかし、その分レコードに傷や手垢、埃がつかないよう慎重に扱わなければならないし、針をおろすときもレコードや針先を痛めないように気をつけ、針をおろした衝撃がスピーカーから出ないように、溝にきちんと納まったことを確認してからアンプのボリュームを上げなければならない。演奏が終わったあとも、ブチッというノイズが出ないよう、素早くボリュームを絞らなければならない。一回再生するたびに、針先をクリーニングしなければならない。・・・などなど、けっこう面倒くさい。特に音にこだわる方ではないのだが、こうしたことを怠ると、たちまちブチブチノイズに悩まされることになる。

もともと無精な性格なので、できたらこういう手間は避けたい。一度デジタル化してしまえば、CD感覚で、いやPCに取り込んでしまえば、CDのかけ替えさえせずに、ジュークボックス的に好みの曲を流しっぱなしにすることもできる。聴きたい曲を探す時も、LPやCDの山をひっくり返す必要もない。
うーん、これは楽だ! これが俺本来のリスニングスタイルだ!というのが動機だ。
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