LPデジタル化計画 2009年04月20日 10:32   編集
久しくプレイヤーを扱っていないので、いろんなことを忘れてしまっている。
カートリッジの適正針圧はネットを検索すればわかると思うが、トーンアームのオーバーハングや水平バランスの取り方、インサイドフォースキャンセラーの設定など完全に忘れてしまっている。取説もとっくにどこかにいってしまったので、パイオニアに問い合わせてみると、取説のコピーを有償で送ってくれるとのこと。早速注文する。

数日でPL-70の取説が届いた。しかし、読んでみると、オートリフターの操作とか、トーンアームの高さ調整の仕方とかが、なんか微妙にウチのと違う・・・~
プレイヤーの裏を見てみると、しっかり"PL-70L2"と書いてある・・・・(^^;;

となるとPL-70の説明書では、オーバーハングとか微妙に違ってくるかもしれないけど、まあそうは違わないだろう。
トラッキングエラーはいずれにしても発生するものだし。
PL-70のオーバーハングは12.5mmとのことだが、ちょっと短めに取り付けてあったので、若干取り付け位置を前にずらして伸ばす。水平バランスは取れていたようだ。
迷ったのは針圧設定。PL-70のバランスウェイトは大小2種類あって、大を使うと針圧の目盛りを1.5倍に換算してやらなければならないとマニュアルに書いてある。バランスウェイトは今取り付けているものしか見あたらず、これが大きい方だったのか、小さい方だったのかすっかり忘れてしまっている。
カートリッジの適正針圧は幅があるので、いずれにしても音を聴いて調整しなければならないが。でも現在の針圧が何グラムとはっきりわからないのも気持ち悪いので、アームの先に一円玉を乗せて、目盛りの単位を調べてみた。

一円玉の重さは約1グラムなので、トーンアームが釣り合った状態でカートリッジの上に一円玉を載せ、バランスウェイトを逆方向に回して再度釣り合わせる。約1グラム分回したところで釣り合ったので、目盛り通りの重さ、つまりこれは小のバランスウェイトということか・・・

CDのPC取り込みは倍速でできる(音質的にはできるだけ低速の方がいいらしいが)ので、あっという間に取り込みできるが、レコードの場合はそうはいかない。録音は演奏時間分しっかりかかる。400枚以上LPがあるが、演奏時間が平均40分とすると、約270時間・・・ まあ気長にやるしかないだろう。
音声ファイルを作ることになるが、CDと違って、曲ごとにファイルを分けたり、名前を付けたりなどは、手作業でやらなければならないだろう。ファイルを分割したり、音量レベル調整したりなどの作業も必要になるので、実際には倍の500時間ぐらいはかかるだろう。
録音後、編集の必要があるので、ファイルフォーマットはwavファイルが無難だろう。wavファイルのまま保存して容量は大丈夫だろうか。LP1枚分600MBとすると、600MB×400 = 240GB。 250GBか、余裕を見て300GBのHDDがあれば収まるのでOKだろう。

SE-U55GXが届いた。録音・再生用のソフト「CarryOnMusic」がバンドルされているが、音声データを無音部分で自動分割したり、波形から曲の情報を取得したりすることができるらしい。
音声ファイル編集もできるようだが、これはSoundEngineやspwaveなどのフリーウェアの方が使いやすいかもしれない。
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